【18卒対象】アーサー・D・リトル(ADL)の特徴・強み

アーサー・D・リトルとは

アーサー・D・リトルは、1886年に設立された世界最初の経営コンサルティング会社です。詳しくは後述しますが、製造業に特に強みを有しているコンサルティング会社であり、他の戦略コンサルティング会社とは一風変わった会社であるといえます。

 

企業概要

  • 正式名称:アーサー・D・リトル株式会社
  • 設立:1978年(日本支社)
  • 資本金:不明
  • 従業員数:約60名
  • 本社所在地:東京都港区虎ノ門3丁目5番1号 虎ノ門37森ビル13F
  • 代表電話番号:03-3436-2196
  • 海外拠点数:35拠点

西欧、アメリカ、東アジアに集中して拠点を構えており、産業が発展している地域に進出しているといえます。BCGやマッキンゼーと比較すると拠点数は少なく感じかもしれませんが、産業の先進国と新興国(ブラジルやインドなど)にはしっかりと拠点を設けており、グローバルな展開ができていると言えるでしょう。

 

ADLの特徴

 

  • 製造業への大きな強み

ADLの最初のオフィスが建てられた場所は、なんとマサチューセッツ工科大学(MIT)のキャンパス内でした。これは、設立者であるアーサー・D・リトル氏がMITの博士であったのが理由です。リトル博士は樹脂の合成などの科学技術研究を行い、様々な技術開発を請け負っていました。ゼネラル・モーターズや大手鉄道会社などの大企業からの依頼による、大規模な工業関係のプロジェクトに携わるようになったADLは、少しずつ経営コンサルティング業務を行なうようになります。企業の会計・財務に関する仕事をこなすうちに経営コンサルティングを行なうようになったマッキンゼーや現在のBIG4とは異なり、企業の技術開発、研究調査を請け負ううちにADLはコンサルティングファームへと変化していったのです。その後もADLは高い技術力を武器としてエネルギー産業や運輸業などのコンサルティングを行ったり、発展途上国を経済発展に導くプロジェクトに携わるなど、独自の強みを伸ばしていきました。現在においても、その伝統的な技術力への深い造詣を活かし、知的財産に関する分野などで強みを有しています。

  • 企業評価、デューデリジェンスを得意とする

ADLは、その技術力への深い理解をコンサルティング業務とは別の業務へも活かしています。その業務とは、企業の技術力に対する性格な評価を下すというものです。どういうことかというと、金融機関がある企業に対して投資を行おうとする際、その投資先の企業の強みや資産が高い技術力にある、という場合があります。しかし、いくらその企業が高い技術力があると言われていても、金融機関は専門技術に関する知見が無いためその真偽を確かめることが出来ません。仮に投資先として考えている企業の技術力が噂通りのものではなく、低級なものであれば投資を控えたほうがよいと判断できます。そこで、技術力に対して深い知見を有しているADLに依頼をし、投資候補として考えている企業の技術力の程度を調査してもらうのです。つまり、ADLは金融機関から依頼されてある企業の技術レベルを調査し、その調査結果を金融機関に報告して、投資に値する企業か否かの情報を提供するという業務(デューデリジェンス)を行っているのです。このデューデリジェンス業務を行えることにより、金融機関やプライベート・エクイティ・ファンドからの依頼を受けることが可能となるという点も、ADLの特徴の1つです。

提供サービス

  • 伝統的ノウハウをグローバルに共有

アーサー・D・リトルは外資系コンサルティング会社ですが、クライアントの多くは国内の日本企業となっています。しかし、グローバルな会社であることを活かした強みもあり、世界各国に散らばるオフィスのデータが集約されたデータベースも充実しています。

アーサー・D・リトルが行う業務は当然ながら経営コンサルティング業務ですが、前述の通り他のコンサルティング会社よりも製造業について深い知見を有しているのが特徴です。BCGが様々なコンセプトを開発してきたのと同様に、アーサー・D・リトルもまた独自のコンセプトを有しています。主にメーカーをクライアントとするプロジェクトを進める際に活用する問題解決の手法や、プロジェクトへの考え方といったコンセプトの蓄積があり、それらのデータを世界中のオフィスで共有しているといいます。

 

  • 日本との親和性が高いADL

メーカー相手のコンサルティングを得意としているアーサー・D・リトルは、日本という国において非常に高い親和性を有していると言えます。なぜなら、日本は世界有数の自動車メーカー(トヨタ、ホンダ、日産など)に代表されるように、いわゆる「ものづくり」の技術が世界トップクラスの国だからです。自動車会社といっても、ただ自動車のみを作っているわけではなく、その会社の有している技術やノウハウを活かして他の分野に進出していたりします(例:ホンダが人型ロボットの製造に参入)。このような高いレベルの技術力を活かしてどのような産業に進出するか?また、既存の産業で新たなイノベーションをどのように起こしていくか?といったことに対するコンサルティングの需要は非常に高く、アーサー・D・リトルが有している「製造業への深い知見」という強みが存分に活かされることでしょう。

※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。

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