起業に最適なキャリアは?コンサルティングファームvsリクルートvsベンチャー!

ケースバナー2

将来、自分が「起業」する可能性を、考えたことはありますか?

キャリアの流動性の高い現代において、それを選択肢として検討しておくことは不思議なことではありません。

一方で、「起業にはコンサルティングファームが最適」、「リクルートからの起業が成功する」、「ベンチャーで経験を積んで起業だ」などと、様々な言説が飛び交っているのも事実です。

そこで、コンサルティングファーム・リクルート・サイバーエージェントの三つを取り上げ、起業家を輩出する理由と出身起業家をご紹介します。

 

〇コンサルティングファーム

・風土

実際のビジネスではロジックよりも情熱が大事。それより非常に重要なのは、胆力です。恐い意思決定の連続なので、間違ってしまうかもしれない。自分だけでなく、仲間も路頭に迷わすことになるかもしれない、自分の物ではない出資者のお金を燃やしてしまうかもしれない…そうした状況の中で意思決定を毎日続けていくというキモの座り方は大事。

こういった面をコンサルティングファームでは学ぶ機会がまったくありませんでした。なので役に立ったことはあまりありません。

https://gaishishukatsu.com/archives/37146   外資就活ドットコムより

いきなり強烈な意見をご紹介。こちらは、DeNAの創業者である南場智子氏の主張です。マッキンゼー出身の南場氏は、しばしばコンサルティングファームでの経験は起業にほとんど役立たなかったと述べています。

南場氏は「飽くなき追求心や労を惜しまない姿勢、そうした点は叩きこまれました」と記事内でも言っていますが、徹底的に仕事に向き合う姿勢だけは、コンサルティングファームで習得したものだったようです。

 

とはいえ、コンサルティングファームから起業している人物が多数いるのも事実です。

その理由を、こちらの記事では以下二点であげています。

①起業家に必要なハードワークに耐えることができる

起業家の仕事は明日の給与の支払をどうするかから、5年後の方針ぎめまで幅広く、土日問わず、働き続けなければならない存在です。

そのため体力のない起業家はよほど質の高い仕事に没頭しないかぎり成果が出にくいといえるでしょう。その点、コンサルティングファーム出身の方はハードワークに慣れており、かつ高いクオリティを追い求めることがスタンダードになっているため起業家として必要な働き方ができると推察されます。

②優秀な地頭をもっている

コンサルティングファームに入るにはそもそも高い地頭が必要となります。そのため優れた思考力ももっているため、ゴールを見据えた行動と進捗管理(=業務完遂能力)に長け、成功確度は高くなると推察されます。

http://venture-door.com/columns/20  VentureDoorより

つまり、そもそも入る時点で優秀な頭脳を持っている人たちが、コンサルタントとして日々ハードワークをこなしていくことで、起業に必要なタフさを身に着けていると言えます。

 

・出身者

株式会社VOYAGE GROUP 宇佐美進典氏(トーマツコンサルティング出身)

スター・マイカ株式会社 水永政志氏(ボストン・コンサルティング・グループ出身)

オイシックス株式会社 高島宏平氏(マッキンゼー・アンド・カンパニー出身) 

など

短い期間の中で、まず何から手をつけていいのかもわからない状況から統合的な解決策を導き出していくためには、大きな問題を小さな問題に切り分けることで考えやすくしていくイシュー・アナリシスのようなロジカルな手法が極めて有効です。

http://systemincome.com/27279  リーダーたちの名言集 名言DB

オイシックスの高島氏は上記のように語っており、「ロジカル」という観点ではコンサルの強みが生かせそうですね。

 

 

〇リクルート

・風土

①「起業家精神」を持った個人に、若いうちから大きな仕事の機会が与えられ、より速く成長する

②「圧倒的な当事者意識」を育むために、フラットなコミュニケーションとフィードバックが日々繰り返される

③「個の可能性に期待し合う場」から、より大きな成果が生まれる

これらを支えるコミュニケーションの中心には”お前はどうしたい?”という言葉があります

http://www.recruit.jp/company/about/involvement/uniqueness/detail.html  リクルートホールディングスHPより

社風として、若いうちからチャレンジをすることを推奨する雰囲気があり、会社ではなく「自分が」どうしたいのか、常に問われ続ける環境なようです。

リクルート社の強みのひとつとして、営業マンによる地道な「ドブ板営業」(「ローラー営業」)が挙げられるのは有名な話です。

リクルート社には、高学歴(東大や早慶出身者など)な学生が数多く新卒で入社しますが、学歴関係なく営業職に就いたほとんどが泥臭い「ドブ板営業」を経験するのだとか。

http://businesswords.blog.jp/archives/1058975940.html  『意外と知らないビジネス用語の正しい意味と使い方』 より

新規開拓を目指し、担当エリアの企業に一つ一つ営業をかけていくことを、現在もリクルートが本当にやっているのかは不明ですが、その地道な姿勢は、営業業務も重要になってくる「起業」にとっても大きな糧であることは間違いありません。

 

・制度

リクルートの有名な社内制度に”NEW RING”というものがあることを、知っていますか?

参加者は部署をまたいだ自由なメンバー構成でチームをつくり(社外メンバーが加わってもOK!)、新規事業のアイデアをレポートにまとめます。全社から集まった数百件の起案レポートは、書類審査・インタビュー審査を経て入賞案件が決定します。

入賞した事業企画は役員のアドバイスを受けながら、およそ3か月かけてブラッシュアップされます。たった3枚の企画書が、リアルなビジネスの姿となり始めます。最終審査によって、見事グランプリ・準グランプリを獲得した案件には、最高200万円の賞金が与えられ、同時に事業化に向けての機会が与えられます。起案メンバーの多くはそれまでの職務を離れ、自分たちで立ち上げた業務に全力投球します。

http://recruit-saiyo.jp/value/value.html  リクルートグループ採用情報より

この制度を利用して、これまでに『ゼクシィ』、『TOWN WORK』、『HOT PEPPER』といった事業が立ち上がりました。社内の制度として、新しい事業が立ち上がってくることを推奨するものがあるのは驚きですね。

 

・出身者

株式会社インテリジェンス 鎌田 和彦氏

株式会社マクロミル 杉本哲哉氏 

株式会社リンクアンドモチベーション 小笹芳央氏

など 

皆さんにも馴染みのある有名企業が並んでいますね。他にも株式会社じげんの平尾丈氏など、若いうちから強烈な成果を上げている優秀な人材を多数輩出しています。

http://www.nippon-shacho.com/interview/in_inte/ ニッポンの社長
http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=903 DreamGate
http://www.lmi.ne.jp/companydata/officers.html リンクアンドモチベーションHP より

 

〇サイバーエージェント

・風土

若手の抜擢については「ひるまない、といいつつ、やはりひるんでしまうもの。それをひるまずやることが大事」だという。1年目だろうと抜擢し、新規事業をまかせたり、子会社をまかせたりする。そして、それをやり続け、変化に慣れさせることが大事だという。

https://enterprisezine.jp/iti/detail/5676?p=4  エンタープライズジンより

かなり若手のうちから新規事業を任されることの多いサイバーエージェントは、「楽しそう」「リア充」といった見方をされることもあり、そういった魅力も含めて優秀な若手人材を獲得し、社内でも積極的に抜擢する文化があるようです。

 

・制度

サイバーエージェントには「あした会議」という制度があります。

経営陣を中心としたチームで、サイバーエージェントの「あした(未来)」に繋がる新規事業案をトーナメント方式で競います。年に2度開催し、この会議から毎回複数の事業立ち上げが決定しています。

https://www.cyberagent.co.jp/recruit/ca_about/challenge/  サイバーエージェントHPより

この他にも多様な制度があり、挑戦できる場を用意していることが、「起業」への土台になっているのかもしれません。

 

・出身者

株式会社リッチメディア  坂本幸蔵氏

株式会社リアルワールド 菊池誠晃氏

株式会社トライフォート 大竹慎太郎氏

など

http://venture-door.com/columns/3  Venture Doorより

広告、アドテク、ソーシャルゲームなど、インターネット業界の幅広い領域を牽引する同社だからこそ、多数の起業家を輩出できていると言えます。

 

 

〇まとめ

コンサルティングファーム・リクルート・ベンチャー、それぞれに異なる強みがあり、起業家が次々と誕生しています。

例えば、可能な限り若いうちから実際に起業して社長になりたい、というのでしたらベンチャーに進むという選択肢があるかもしれません。

ただし、ひとくくりに「コンサルティングファーム」や「ベンチャー」といっても企業ごとに大きな違いがあります。

いつ、どこで、何を、どの規模でやりたいのか、あるいはそのために今現在は何が必要なのか、それをよく考えることが必要です。

起業を視野に入れるかに関わらず、最初のキャリア選択はその後の人生に大きな影響を及ぼしますので、徹底的に考え続けることが大切です。

 

 

SUMMER TITLES バナー

※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。

関連ファーム情報

コンサルタントを目指すなら解けないといけない問題

[ 判断推理問題 ]

夏に東京の某企業で行われたインターンの参加学生40人に、経験したことのあるスポーツについてアンケートを取った。その結果、ハンドボール経験者が20人、水泳経験者が30人、テニス経験者が35人、卓球経験者が18人いた。以上の事実から判断して確実にいえることは次のうちどれか。

選択肢を見て回答する

いいね!を押してFacebook限定のイベント情報や最新情報を逃さずゲット!