このページでは、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの選考フローと採用情報について簡単に紹介します。
「そもそもケンブリッジから内定を得るためにはどんな選考を突破しなければならないのか?」
「ケンブリッジを受ける人ってどんな人?」
「ケンブリッジの企業研究って何をすればいいの?」
といった疑問にお答えします。
目次
選考フロー
小論文選考
はじめに小論文の提出を求められます。21卒の選考での小論文のテーマは、
「あなたの住んでいる街の最寄り駅の近くに小さな映画館(スクリーン1つ、座席40)があるとします。そこの映画館のオーナーからコンサルティング依頼を受けました。売上・利益ともに頭打ちの状態で、どうすればこの状況を改善できるか悩まれています。お客様との初回の打ち合わせはどのような議題にしますか。また、そのためにどのような準備をしますか。(1000字以内)」
でした。このように、ケース問題のようなお題が例年出題されています。しかし、一般のケース問題のように施策の提案をするのではなく、初回の打ち合わせのための準備とその打ち合わせで話す議題についてという内容です。そのため、「コンサルタントの打ち合わせでは、最初にどのような議題を話すのか」を想像する力が要求されます。
面接
面接では、一般面接がメインで、面接の最後にケース面接が行われます。ケンブリッジはカルチャーフィットをとても大事にしている企業であるので、一般面接の内容が重視される傾向にあります。一般面接では、学生時代に力を入れたことを中心に自分の人柄について深堀されます。
ケース面接は、「ケンブリッジの売上を向上させるには」や「ケンブリッジのパンフレットの作成を任されたら、どのように作成していくか」といったように、ケンブリッジをクライアントとした問題が出題されます。難易度はそこまで高くないので、一般的なケース対策を行うと良いでしょう。
一般面接の対策をしたい方は、面接対策記事を、ケース面接の対策をしたい方は、ケース対策記事を参考にしてください。
ジョブ
ケンブリッジのジョブは、サマー、ウィンター共に3~4日間で行われます。ジョブのテーマは、ケンブリッジをクライアントとしたコンサルティングワークです。21卒サマージョブのテーマは、「ケンブリッジの採用戦略を考える」でした。ケンブリッジ自体がクライアントとなるので、ジョブに参加してくれている社員を巻き込むことが大変重要になります。ジョブの最後には、重役へ向けたプレゼンもあるので、プレゼンの対策も行っておくと良いでしょう。
ジョブの対策をしたい方は、インターン/ジョブ対策記事を参考にしてください。
最終面接
ジョブを突破した方は、最終面接へ進みます。最終面接は社長面接で、ジョブ前の面接と同じくカルチャーフィットを見られます。質問内容は、幼少期の話から将来の夢の話まで多岐に渡ります。最後には逆質問の時間が長めに設けられているので、準備は必須です。かなり和やかな雰囲気の面接であることが多いので、あまり気負わず普段通りの自分を出すことが突破のポイントになるでしょう。
採用時期と回数
ケンブリッジの選考は夏、春の2回に分けられます。まず、8~9月頃にサマージョブを行い、そこで10名ほどの内定者を出します。もし夏に内定を獲得できなかった場合でも、夏のジョブの成績次第で、春選考の小論文、面接選考免除となる可能性があるので、参加しておくと良いでしょう。春選考は、12月の初めごろに応募を受け付け始めます。小論文選考や面接を行い、2月頃にウィンタージョブを行います。その後、3月初旬〜中旬にかけて、20名ほどの内定者を出します。
選考の難易度
選考の倍率
ケンブリッジでは毎年、20~30名程度の内定者を出しています。現在はBig4などに比べると認知度は低いですが、最近海外進出を果たすなど拡大フェーズにあるため、今後認知度も高くなり、選考を受ける学生も増えて倍率は高くなるでしょう。
選考を受ける学生層
MARCHから東大、早慶といったように学生のレベルは幅広い印象です。MARCH以下の学生でも内定を獲得している人はいるようなので、実力次第では学歴関係なく選考突破できるでしょう。ケンブリッジを受ける学生は、他のコンサルティングファームを受けている人多いことから、学生のレベルはある程度高いことが予想されます。
企業研究
ケンブリッジに限らず、コンサルティングファームの企業研究を行なうのは困難です。本で情報を集めることは難しいため、当サイトなどの情報サイトを活用することをオススメします。
企業情報
ファーム名 | ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京オフィス:東京都港区赤坂2-14-32 赤坂2・14プラザビル4階 |
設立年 | 1997年 |
ケンブリッジは、ファシリテーション型変革コンサルティングでクライアントの変革マインドを引き出し、プロジェクトを成功に導くファームです。戦略立案から実行支援まで幅広い業務を行っていますが、特に組織・業務変革の分野に強みを持っています。“キレイゴト”を追求するカルチャーを大事にし、クライアントが次の変革はコンサルタントなしで行える状態になることを目指しています。
企業の公式ホームページに企業研究に役立つ情報が多数掲載されていますので、併せてチェックしてみてください。