【外銀・外コン志望者必見!】企業分析入門その① ~財務諸表入門編~

 

 

 

みなさんは財務諸表とは何かご存知でしょうか。どこかで聞いたことがあるけど、何なのかよくわからない…という人がほとんどなのではないでしょうか。しかし実は、就活を行う上で財務諸表の知識が有ることはとても大切です。なぜなのでしょうか?まずはその意義を示し、その後に具体的に各パートを見ていきましょう。

財務諸表を学ぶ意義

  1. 企業活動の仕組みについての理解
  2. 会計用語はビジネスの共通言語

企業はどこからお金を調達して何に使っているのでしょうか?財務諸表を学ぶことでお金の流れや運用手段を理解し、企業のダイナミズムを知ることで、誰にも頼らずとも企業の状態を知ることが可能になります。

また就活における面接などにおいて、ビジネスの共通言語である会計用語を知っておくことでコミュニケーションの幅が広がります。ニュースでも経常利益率だとか自己資本比率だとか、難しそうな言葉がよく出てきますよね。これらの意味がわからねばニュースを理解することも難しいでしょう。

 

”企業にとっての健康診断”

財務諸表は、会社が利害関係を持つ株主や銀行などに対し、「会社の経営成績の状態を発表するための資料」です。一般的には、”決算書”と呼ばれています。一年に一度作成することになっており、多くの企業では、三月決算を取っています。上場企業に関しては、法律で四半期毎に作成義務があります。

財務諸表には大きく分けて『貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書』という3つの決算書からなります(本当はS/Sもありますが、重要度が低いのでここでは省略しています)。言葉だけ聞くと、一見難しそうに聞こえますが、一度理解すれば意外と簡単なので、これを機会に覚えてしまいましょう。

 

それでは、各パートを見ていきましょう。

損益計算書の基本についてはこちら

貸借対照表の基本についてはこちら

キャッシュフロー計算書の基本についてはこちら