このページではビービットの選考/採用情報についてまとめています。
ビービットは、2000年に元アクセンチュアの遠藤氏が立ち上げたコンサルティングファームです。人間の心理や行動特性を探求することで、真に役立つ製品やサービスを創出し、豊かな社会の実現に貢献するというビジョンのもと、ビービットでは「行動観察」を主軸に据え、ユーザ心理を独自の科学的な手法で徹底的に分析しています。2000年の創業以来一貫して「人間にとっての品質向上」を目指し、ウェブユーザビリティ改善から企業と顧客のコミュニケーション設計を支援するデジタルマーケティングのコンサルティングへと着実に事業を拡大させてきました。
選考フロー
Webテスト
自宅などで受験する、SPIのような会社独自の形式です。判断推理・数的推理などのような問題が出題されます。
『上中級公務員 標準判断推理』『上中級公務員 標準数的推理』等の対策本やSPI対策を行っておけば問題ないでしょう。
グループディスカッション
- 参議院選挙の投票率を上げる施策を考えよ(30分)
- 東大の留学生の数を1.5倍にまで増やすにはどうすればいいか(15分)
- バスケットボールの競技人口を1.5倍にせよ(15分)
具体的な対策方法については、GDの基本的な対策記事を参照してください。GDにはロジカルな理論だけではなく、特有のコミュニケーション能力や対人スキルが必要とされます。
グループ面接
GDと同時にグループ面接も行われます。雰囲気は優しく、オーソドックスな質問が主体となります。特に志望動機や学生時代に頑張ったこと、なぜそれを頑張ったのか、その背景や苦労、教訓は何かなどといった、学生時代の経験は頻繁に聞かれているようです。
個人面接
グループ選考に受かると、個人面接へと進むことができます。主に聞かれるのはオーソドックスな質問とケース問題です。
オーソドックスな質問の例は以下のようなものです。
大学時代にがんばったことは?
- なぜそれをやろうと思ったのか
- 上手くいかなかったことは?
- 上手くいかなかった理由は?
- どうすれば上手くいった思う?
後半2つはややケース面接のように聞かれるので注意しましょう。
他にも、
- なんでコンサルティング業界に興味があるのか
- 働く際に大事にしたいことはなにか
- 将来の夢はなにか
などの質問は聞かれることが多いようです。質問の答えを受けて、それに絡めたケース問題が出題されます。
具体的な対策方法については、個人面接対策記事をご覧ください。また、面接官とのコミュニケーションにおいては、非言語的なスキルや、自分でも気づいていないような癖やマナー違反などを意識する必要があります。頭の中で練習するのではなく、なるべく実践に近い形で練習を重ねることが望ましいです。
個人面接を突破すると、ジョブ選考へと進みます。
ジョブ選考
期間は5日間で、個人ワークであることが特徴です。途中で面談やフィードバックタイムなどはありません。社員10人ほどの前で最終日にプレゼンを行い、それをもとに評価されるため、アウトプットとその場の質疑応答だけで評価されていることになります。過去には「某英会話教室の売上を向上させよ」というケーススタディ型の問題が出題されています。
フィードバックはないものの、毎食現場社員の人たちと食事に行く機会があるので、そこでビービットについて質問することはできるでしょう。
これを突破すれば、後は最終面接で(最後の見極めをしつつ)意志確認をし、内定という形になります。