A. 成長できるかはあなた次第ですが、成長できるチャンスは多くあります。
20代の若いうちから成長したい!と考えて、コンサル会社への就職を希望する学生は多いと思います。しかし、コンサル会社に入社したからといって無条件に成長できるというわけではありません。あくまでコンサル会社には、大きく成長できるための「チャンス」が多く存在しており、それを活かすも殺すも貴方次第であるといえます。
そもそも、なぜコンサル会社で働くと大きく成長できるのでしょうか?一言で言えば、「新卒の仕事の裁量が大きく、結果を厳しく求められる環境だから」といえるでしょう。会社によって詳細は異なりますが、新人コンサルタントは社内での研修を終えると、会社が抱えているプロジェクトに配属され働き始めます。どのプロジェクトに配属されるかは上司が決定します。配属されたプロジェクトにおいて、新人コンサルタントは多くの場合データの収集を行うアナリストとしての仕事を行います。プロジェクト内では当然ながら一番の下っ端ですが、アナリストが集めたデータを基にしてプロジェクトを進めていくので重要な仕事になります。また、上司からの指示を常に得られるような仕事ではなく、自分の頭で考えて、仕事のスケジュールや進め方を決めなければなりません。仕事内容も簡単ではないうえに量も多く、厳しい期日が設けられているため必然的に仕事量は多くなります。つまり、指示待ちではなく、常に自分の頭で考えながら仕事を進めることが新人の段階から求められる環境だということです。
また、仕事で結果を出せない日々が続くとその新人は使えないと判断され、次第にどのプロジェクトにも配属されなくなっていき、行く行くはクビとなってしまいます。このような徹底した「Up or Out(成長せよ、さもなくば去れ)」の雰囲気は近年では緩和されてきてはいるものの、他の日系企業と比べると結果を厳しく追求されます。このような、結果を出さなければならないというプレッシャーが高いプロ意識を育てることになり、非常に早いスピードで新入社員は成長していきます。
まとめると、コンサル会社は仕事の裁量が広いうえに高いプロ意識を要求されるため、仕事に真摯に向きあえば飛躍的な成長を遂げられる環境だといえます。
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