このページでは、アクセンチュアの年収について解説します。
コンサルティングファームでは、通常は役職ごとに給料(年俸)が決められています。ここではアクセンチュア社内での役職名と、年収をまとめました。
(なお、本サイトでは年収以外にも「アクセンチュアのインターン対策情報」などをまとめています。どんな選考が課されるかを解説しており、アクセンチュアの選考の概要がつかめます。)
アクセンチュアでのキャリア
アクセンチュアの新卒採用は、職種別に行われています。採用職種は以下のように分かれています。
戦略コンサルタント
- 長期的かつ俯瞰的に組織や将来を見通し、多角的なデータ分析を通じて企業の経営課題を的確に捉え、最適な解決策を導き出すことで企業のビジネスイノベーションを実現する
- 企業のビジネスイノベーションの戦略を立案することにとどまらず、実際に効果を創出し継続的に成長した結果として得られる「価値の提供」を行う
デジタルコンサルタント
- アクセンチュア・アナリティクス
データサイエンス(統計分析など)や人工知能を活用して企業の経営意思決定の高度化や業務プロセスのスピード化、自動化を包括的に支援する - アクセンチュア・インタラクティブ
企業が提供すべき新しい顧客体験をデザインし、その実現のための変革戦略を立案する。また、ユーザーとの新しい関係を構築するマーケティング戦略を策定し、推進する - アクセンチュア・モビリティ
モバイルテクノロジーやIoTなどの最先端技術を用いて、あらゆるビジネスを可視化し機敏(アジャイル)なものに作り変えるとともに、新しい顧客価値・ビジネスを創造する
ビジネスコンサルタント
- クライアントの複雑化するビジネス課題に対し、改革の道筋を描き、テクノロジー/ソリューションを活用し、変革のリーダーとしてプロジェクトを推進・実行する
- クライアントのビジネスハイパフォーマンスを実現するため、IT戦略に基づき、次世代のビジネス・システムをデザイン・構想する
- 描かれたグランドデザインに基づき、組織を見直し、業務を再設計し、最適なソリューションを選定し、システムデザインから導入まで一貫したサービスを提供し、変革を実現する
ソリューション・エンジニア
- 高いIT開発専門性に基づき、IT戦略/ビジネスグランドデザインをシステム仕様へ落とし込み、スピーディかつ高品質なシステムを構築する
- オフショア開発や新しい開発方法論を活用し、システム構築プロジェクトにおいて開発リーダーシップを発揮する
- IT動向に基づき、新たなスキル領域に果敢にチャレンジし、先端テクノロジーを適用した競争優位なシステムを構築する
入社後には新入社員に対する実務研修があります。その他、業務分野別・業界別の研修カリキュラムが多数用意されており、キャリアパスに応じて選択することができます。また、海外数カ所にあるトレーニング・センターにて、世界中の事業所の社員とともに研修を受ける機会があります。
出典
アクセンチュア公式サイト
https://www.accenture.com/jp-ja/careers/students-graduates
アクセンチュアの給与、年収
アクセンチュアは社員の給与水準や年収のモデルケースなどを公開していませんが、出世すれば40代で2000万プレーヤーにもなれるとみられます。「成績が優秀なら大学の飛び級のように昇進できる仕組みがあり、5年ほどでマネジャーになれた」と語るアクセンチュアOBもいるようです。
ただし証言したOBが在籍していた当時は、土日も休まず働く仕事大好きな社員が多かったとのこと。しかしながら現在では、アクセンチュアでは働き方改革を進めており、残業時間は減っているといわれています。
年齢別年収予想
※新入社員でコンサルタント職の場合
22歳 430万円
30歳 1200万円
40歳 2000万円
出典
IT pro「知られざるアクセンチュア」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/052200206/053000004/
アクセンチュアには、所属グループ/キャリアレベル/評価に応じ、業績賞与、パフォーマンス報酬、シェアオプション付与などの制度があります。また、アクセンチュアの株式を社員が割引価格で購入することのできる「従業員株式購入プラン」という制度もあります。
出典
アクセンチュア公式サイト
https://www.accenture.com/jp-ja/careers/students-graduates
各企業ごとの詳しい情報(年収、選考対策など)のまとめもぜひご覧ください。
※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。