Q.コンサルティング業界の就活に向けて本を読むべきですか?

Q.コンサルティング業界の就活で読むべき本を教えてください

 

A.選考対策系と業界/企業研究系に分けられます。

就職活動において情報は非常に重要であり、その入手手段として本を読むことは有効です。今回はコンサルティングファームの就職活動中に読んだほうが良い本について、種類毎に紹介します。

目次

1.コンサルティング業界を知る
2.選考対策をする
3.コンサルタントの思考法を身につける
4.他業界を研究する
5.各ファームの著作物を読む
まとめ

 

1.コンサルティング業界研究本

コンサルティング業界を志望している学生なら、1冊は読むことをお薦めします。こういった本には、コンサルティングファームに入社したらどのような仕事を任されるのか、待遇や生活はどのようかといったことを、実際のコンサルタントのインタビューも交えながら掲載しています。また各ファームの歴史や特色も載っているので、志望動機作りや逆質問の際の参考にもなります。

【例】

『1秒でわかる!コンサルティング業界ハンドブック』
→業界の誕生から米国での発展の歴史、日本での浸透の歴史、業界の最新動向と課題、ビジネスモデルとその変遷などを解説しています。

『この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本』
→コンサル業界で使われているツールや必須スキル、コンサルタントのキャリアパス、コンサルタントの仕事内容・一週間の生活、コンサルティングファームの種類・活動領域などを中心にコンサルティング業界に入る上で必要な基本的な知識を網羅的に紹介しています。

『この1冊でさらにわかる コンサルティングの基本 ベストプラクティス集』
→前作は網羅性に重点を置いているため、体系的に理解できる分一つ一つの項目について深く理解するのは難しい面がありました。それを踏まえて今作では「より深く」コンサルティング業界を理解することを目的として、個別のプロジェクト事例を深掘りしています。

『不格好経営 チームDeNAの挑戦』
→コンサルタントを経て起業するという「王道」とも言えるキャリアを歩んだ南場氏が起業秘話について語ります。僕らのイメージから言えば、コンサルティングは事業領域を広く経営層の視点から見ることで、汎用性が高い力を身につけられる。しかし南場氏は創業時、マッキンゼーで培ってきたものをすべて外す必要があったと述べているのが印象的です。同じようなキャリアパスを考えている人は必読と言っていいでしょう。

 

2.選考対策本

コンサルティングファームを志望している学生は、「ケース面接」や「英語筆記試験」といったコンサル業界特有の選考フェーズを突破していかなければなりません。そのような選考は、選考を受ける前にどのようなものであるかを知っておくことが必要である上に、解法を知り練習を繰り返すことで選考突破の確率を上げることができます。そのため、特にそのような選考を初めて受ける人、受けた結果苦手だと感じた方は対策用の本を購読して練習しておくとよいでしょう。

【例】

『東大生ノートシリーズ』
→「フェルミ推定ケース問題が全くわからない」という人向けの超入門書です。豊富な例題と練習問題を掲載しており、演習を積むには最適です。

『戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策』
→ケース面接について、さらに上級の演習を積みたい方にはこちらがおすすめです。

『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』
→フェルミ推定について、フレームワーク病に陥らずに力を身につけたい方におすすめです。

3.コンサルタントの思考法を身につける

個別の選考対策という枠を超えて、選考全体を通じて必要なコンサルタントとしての思考法や、実際にコンサルタントとして1年目から活躍するためには、コンサルタントの思考法を身につけておく必要があります。

【例】

『コンサル一年目が学ぶこと』
→合計30項目に渡り、コンサルにおいて必要な(デスクワーク術、話す技術、思考術、ビジネスマインド)などをコンサル一年目でも分かるようにわかりやすくまとめています。

『仮説思考』
→「仕事が速く、優れた成果をもたらすコンサルタントはみな、仮説をもって仕事をしている」という考えに基づき、「どうすれば早く良い仮説を立てられるか」、「仮説が正しいかどうかを、どう検証すればいいのか」などを、ビジネスの現場でよく出会うような事例を基に解説しています。

『論点思考』
→成果を出すには「正しい答え」でなく「正しい問い」が重要であり、「間違った問い・問題」に取り組むことは大いなる「時間のムダ」であるという考えに基づき、もっとも解決すべき「論点」を見つけ出すためのコツを解説しています。

『ゼロ秒思考』
→マッキンゼー出身の著者がシンプルかつ手軽に実践できる思考力を高める訓練方法が書かれています。筆者によると、日本人の多くは、限られた情報の中で現状を認識し、解決策を考え、どう動くべきかを瞬時に意思決定するのが苦手ですが、訓練さえすれば別人のように成長できるようになるそうです。そのための最適な学習方法として「ゼロ秒思考」を自身の経験から生み出しています。

『エッセンシャル思考』
→コンサル会社のCEOを務めるグレッグ氏自身が経験した「身を粉にして働いているのに成果がまったく出ない…」という苦悩を元に、最小の時間で成果を最大にする「エッセンシャル思考」についてまとめています。

その他ロジカルシンキングを鍛える上で役立つ本の一覧はこちら>
Q.コンサル思考を鍛える対策本はありますか?

 

4.他業界を研究する

就職四季報や業界地図本などは、就職活動において定番といわれている類の本です。たとえば日系メーカーなどを志望している学生の場合、業界内での立ち位置や業界ごとの最近の採用動向などを網羅的に知ることができるために有効です。しかし、コンサルティング業界に限っては、そもそもこういった本に情報が掲載されていないため、購入しても直接的に就職活動の手助けとなることはないでしょう。他業界との比較の際には使えるかもしれません。

 

5.各ファームの著作物

コンサルティングファームは、ファームもしくは個人の名義で多数の著作物を出版していることが多くあります。こういった場合、そのファームを志望している学生は購読していったほうが良いかもしれないと思うこともあるでしょう。しかし、多くの場合このような本はコンサルティングの具体的なノウハウをまとめたものであり、コンサルティング志望している学生より社会人向けのものです。複数のファームに渡って読めばファームごとの比較を行うことができるかもしれませんが、骨が折れる作業です。もっとも直接的に役立てることができる場面は、面接における逆質問の話題作りでしょう。

 

まとめ

繰り返しになりますが、就活において「情報」は非常に重要になります。
根底にある考え方を学んだり、歴史を学ぶ上では書籍を用いることはかなり有効なので、ぜひ活用してみてください。

またFactLogicのサイトでは「コンサル就活」をテーマに、選考対策系のコラムや簡単なQ&Aを随時更新しています。ぜひご活用ください。

 
Q&A一覧はこちら>【Q&A集】コンサル就活の小さな疑問、お答えします。

 

 

※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。

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