A. 女性でももちろんなれます。著名な女性コンサルタントも存在します。
確かにコンサルティングファームは男性が多く集まる男社会ですが、同時に完全な実力主義の世界でもあります。「女性だから採用しない」などということはなく、自分の持つ適正をちゃんと評価してもらえればコンサルタントとして採用してもらえます。
著名な女性コンサルタントといえば、DeNAの南場智子さんが挙げられでしょう。南場さんは男社会だったマッキンゼーに1986年に入社し、10年後の1996年にはなんとパートナー(役員)にまで昇進しています。マッキンゼーといえば戦略コンサルティング会社の中でもトップのファームとの評価を受けており、南場さんのコンサルタントとしての実力が伺われます。逆に言えば、女性であっても、東大卒でなくても(南場さんは津田塾大学卒)「実力」さえあればマッキンゼーに入社できますし、パートナークラスにまで昇りつめることも可能なのです。
女性のコンサルタントで他にも有名なのが、『採用基準』という本を書いた伊賀泰代さんでしょう。伊賀さんはマッキンゼーで10年以上も採用マネージャーに関わった人であり、現在はキャリア形成コンサルタントとして独立しています。
また、日系のコンサルティングファームでも女性のコンサルタントはしっかりと存在します。たとえばドリームインキュベータ(DI)では、中途入社の女性がビジネスプロデューサーを務めています。DIは女性向けキャリアセミナーを開催するなど、女性の採用に熱心な印象があります。コンサルティングファームによってはダイバーシティ(多様性)を意識しているところもあるため、女性だからといって採用で不利になると考える必要はないでしょう。
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