コンサルティング業界を志望している学生のうち、「何かこだわりを持って1つのファームに行きたい」という人は少ないのではないでしょうか。「正直どのファームも違いがわかりづらいし…まあとりあえず有名所から受けてみるか」という気持ちで選考を受け始める学生が大半であるように思われます。ここでは、実際にこのようなやり方は正しいのだろうか、ということを検証してみたいと思います。
結論:およそ正しい
結論から言って、この手法はおおよそ正しいといえると思います。というのも、このやり方で自分の志望するファームから内定をもらっている人が多いからです。この理由を以下に2つ述べます。
理由1 経験を積める
上位に位置するファームほど他ファームと比べ時期が早いため、もし内定もしくはジョブに参加などできれば、その後他のファームを受ける際の自信になります。また、選考経験を積むことにもなります。初めてケース面接を受ける際などは緊張するものでありますが、早い時期に選考を開始しているファームでそれらの経験を積むことができます。
理由2 日系と比べ、デメリットがない
第二に、デメリットがほぼないことが挙げられます。日系の会社ですと、難関大企業から順に受けていくやり方をしていると、同じ時期に採用を行っている非大企業の選考には参加せず、気づけばない内定…なんていうことにもなりかねません。しかしコンサルティング業界は、業界内だけでも、ファームの種類により選考時期にかなりばらつきがあるため、このようなことは起こらず安心して受ける事ができます。
注意すべき点
ここでひとつだけ注意する点があります。それは、一部のファームでは一度途中の過程(特に適性検査)で落ちると、そのファームにしばらくの間エントリーできなくなるという点です。よって、そのようなファームの選考に臨む際には注意が必要です。(某外資系トップファームなどです。)
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