このページでは、Strategy&の面接の概要とその突破のための対策方法について解説していきます。
Strategy&では、21卒まではジョブに参加するまでに面接が2回、ジョブ選考を通過した後に1回、の合計3回、面接が実施されていました。
22卒では、グループディスカッション通過後にジョブがあり、ジョブ選考通過後に計3回の面接が実施されました。
目次
概要
Strategy&の面接を選考ステップ別で解説します。
1次面接
形式
ケース面接
人数
学生:1人
試験官:1人
所要時間
約30分
実施場所
オンライン
使用言語
日本語
2次面接
形式
ケース面接、人物面接
人数
学生:1人
試験官:1人
所要時間
30~45分程度
実施場所
オンライン
使用言語
日本語
最終面接
形式
一般面接
※ケース面接が行われる場合もあります。
人数
学生:1人
試験官:1人
所要時間
45分程度
21卒までは2回実施されたようです。
実施場所
オンライン
使用言語
日本語
過去出題例
1次面接
2022年卒
オフィス街に何らかの飲食店を出店するとしたらどういう業態がよいか
2021年卒
Strategy&が東京オリンピックのスポンサーとなるとしたら、どの競技のスポンサーになるべきか。
2020年卒
スマートフォンの普及により悪影響を受けるのはどのような業界か、またそれらの業界は今後どのような戦略をとるべきか
ケース筆記
2022年卒
歯科矯正の市場規模推定
乳飲料を扱う会社の売上向上施策を提示せよ
2021年卒
携帯キャリア会社がドローンビジネスに参入するとしたら、どのような事業を展開するか
2020年卒
1日に皇居の周りを走るランナーの人数、およびそのランナーを対象としたビジネスを行うとしたら、どのような事業を行うか
2019年卒
特定のゲームアプリの流行による、特定企業の利益推定
歩きスマホによる事故を無くすために、どのような対策をすべきか
2次面接
2021卒で新しく実施されるようになった選考ステップであるため、2021年卒より掲載いたします。
2022年卒
なぜ戦略コンサルタントを志望するのか、なぜStrategy&を志望するのか
なぜ今の大学を選んだのか
今気になるニュース
将来会社でやりたいこと
2021年卒
日本のPCの市場規模
日本の漫画雑誌の市場規模
コンサル、およびStrategy&の志望理由
ガクチカの深堀
最終面接
インターンの感想
コンサル、およびStrategy&の志望理由
将来、どんな人、どんなコンサルタントになりたいか
詳細
1次面接・ケース筆記
21卒までは、1次面接とケース筆記選考が同時に行われていました。1つの部屋に6人程度学生が集められ、ケース筆記の時間が60分間解きます。その最中に1人ずつ呼び出され、10分程度ケース面接が行われます。ケース面接は社員1人に対し学生1人の個別面接の形式で行われます。ケース面接では問題が出されると、考える時間はほとんどなく、すぐに面接官とディスカッションするかたちになります。面接の時間は全部で10分程度と短いため、素早く自身の考えを伝えることが重要です。また、ケース筆記を解いている最中に面接に呼ばれるので、時間配分に注意を払う必要があります。
22卒はオンラインで、面接官と学生の個別面接が行われました。
2次面接
21卒より新しく実施されるようになった選考ステップになります。
ケース面接は社員1人に対し学生1人の個別面接の形式でオンラインにて行われます。
簡単に自己紹介をした後に、20分程度ケース面接があり、最後に一般面接が行われます。一般面接の時間は人によって異なりますが、10-20分程度のようです。ケース面接の問題は基本的にはフェルミ推定で、難易度の高い問題が出されることもあるのでしっかり準備しましょう。問題が出された後に考える時間が5分程度与えられるようです。
最終面接
面接はパートナー1人に対し学生1人の個別面接の形式で行われます。
1人目のパートナーとの面接が終わると、そのまま2人目のパートナーとの面接に移ります。面接の時間は1人のパートナーあたり45分程度です。ただし、パートナー1人と90分面接し、2人目のパートナーとの面接がない場合もあります。特に22卒はパートナー1人のみで30分程度で終了した学生も多かったようです。
基本的にはインターンの感想や志望動機を問われる一般面接ですが、ケース問題が出題される場合もあるようです。逆質問の時間が長く設けられていて、面接の半分近くが逆質問の時間となることもあるので、しっかり質問を準備しておきましょう。
対策方法
一般面接とケース面接をバランス良く聞かれることになるので、受験する学生側も、双方を対策していく必要があります。とは言っても、一般面接は聞かれることが一般的なもの(志望動機など)に限られている上に、あまり重視されているとはいえません。他のコンサルティングファームの対策と同様に、ケース面接の対策を中心に行っていくと良いでしょう。特に、ジョブ前のケース面接は学生の論理的思考力がしっかりと見られています。
具体的な対策方法については、ケース問題対策記事をご覧ください。また、面接官とのコミュニケーションにおいては、非言語的なスキルや、自分でも気づいていないような癖やマナー違反などを意識する必要があります。頭の中で練習するだけでなく、なるべく実践に近い形で練習も重ねることが望ましいです。