A. 多くのファームでMBA留学支援制度が利用可能です。
コンサルティング業務と親和性の高いMBA留学に関しては、多くのコンサルティングファームが推奨しており支援制度が整備されていることが多いです。外資系のファームであれば、ほぼどこでもあると考えて大丈夫です。ファームによりますが、利用にはいくつかの条件が存在します。一つ共通しているのは、どのファームでも「成果を上げてきたコンサルタント」にのみ留学支援制度が利用可能だということです。ファームも非常に高額なMBAの学費を負担するため、誰でも簡単に行けるわけではありません。したがって、入社してすぐこの制度を利用することはできず、投資に値する優秀なコンサルタントであることをしっかり示す必要があります。逆に言えば優秀であれば誰でも利用可能で、たとえばマッキンゼーでは定員は存在せず、優秀かつ希望すれば何人でも留学を支援してもらえます。
他にも留学ではありませんが、海外のオフィスで勤務を体験するプロジェクトなども用意されている場合があります。たとえばBCGでは「アンバサダー・プログラム」という制度があり、1年間海外のBCGオフィスで勤務することになります。また国内ですが、アカウンティングやファイナンスを週末に集中して学べるBIBS(BCG International business school)など、学べる制度は充実しています。
また、近年はグローバル案件も増加しているので、留学ではありませんが企業の進出サポートなどの業務で海外勤務をするチャンスもたくさんあるでしょう。そこでも、多様な文化とふれあい、グローバルなコミュニケーション能力を身につけ海外で対等に渡り合える力を獲得することができるでしょう。
以上まとめると、留学支援制度は整備されており、勤務という形での海外体験機会や国内で勉強する機会も充実しています。
Q&A一覧はこちら>【Q&A集】コンサル就活の小さな疑問、お答えします。
※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。