【人気業界比較!】総合商社vs外資コンサル!あなたはどちら向き!?

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突然ですが、皆さんはどんな業界を志望していますか?なぜその業界を志望しているか、明確に説明できますか?

FactLogicでは、その業界がどんな特徴を持っているか、どんな人が向いているか、コンサルティング業界と比較しながら考えていきます。

 

学生からも超人気業界であり、優秀な人間が集まるとされる、外資系コンサルティングファームと総合商社。給料が高く華々しいイメージの一方で、残業が多く激務というイメージもあるこの二つ。

今回は、給料や激務、仕事内容から飲み会文化まで、さまざまな切り口から、いくつかの記事を取り上げながら比較していきます。

果たして、あなたはどっち向き?

 

(1)給料はどちらが高い??

まずはお金の話。商社もコンサルも非常に高給なイメージがありますよね?

以下、FactLogicの調査をもとにまとめてみました。

年収比較

1年目
・コンサル 400~600万
・商社 400~500万
7年目
・コンサル 700~1500万
・商社 1000万
その後
・コンサル パートナー 3000万~
その他 1500~3000万
・商社 部長以上 2000万~
その他 ~1500万

※商社は残業代・ボーナスが大量に出ることがあり、単純にコンサルの方が高給とは言えません!

 

結論としては、「コンサルの方が少し高い」ということですが、最終的には「商社もコンサルも入社7年目で1000万円に到達します。」その後どれだけ稼げるかは「自分次第」ということになるようです。

詳しくはこちらの記事をお読みください!

Q. コンサルって商社よりも給料が高いの?

 

(2)実際のところ、どちらがより激務?

そもそもなぜコンサルや商社は激務と言われるのでしょうか。

こちらの記事では三つに分けてその理由を解説しています。

 

総合商社とコンサル企業の激務たる所以をご紹介します。

【商社】
(1)長時間労働:繁忙期には深夜まで仕事が終わらないこともある。
(2)休日の労働:海外企業との取引も多く、時差の関係で土日祝日も業務をすることがある。 
(3)人脈の維持・発展:総合商社に務める上で重要なこととして、人間関係を発展させることが挙げられる。仕事終わりの飲み会、休日のゴルフなどの異業種の人との付き合いから仕事に繋がることもある。

【コンサル】
(1)知識集約型産業:未知の業界を担当することになっても、クライアントに引けを取らないした知識の元で考えた提案でなければならない。短期間で膨大な知識を詰め込むことが求められる。
(2)質と量が求められる資料作成:クライアントに提出し、プレゼンを行うための資料は完璧であることが求められる。多忙なパートナーと呼ばれる上長に資料の確認を依頼しても、その資料添削を受けれるのが深夜や休日になることもある。
(3)高額取引に対する責任感:取引額が高額な分、業務全てに責任感がつきまとい、一定時間で高いパフォーマンスを出すことが求められる。

 

コンサルは、プロジェクト中は睡眠時間が少なく、土日も仕事をするか睡眠をとるといったことが多いようです。しかしプロジェクト単位で働くため、まとまって休暇を取れるという利点もあります。

一方、商社は「飲み会」が多数あり、翌日は普通に出社しなければならないところが厳しいところと言えそうです。

 

(3)コンサルと商社の仕事内容の違いとは

外資系コンサルティングファームと総合商社はそもそも大きく異なる性質の仕事をしていますが、中でも、以下の点で異なる部分は大きいようです。

・コンサルはクライアントである他社の経営課題等を解決することで、クライアントの利益拡大のために提案を行うが、
商社は生産業者と製造業者・販売業者をつなげ、商取引をサポートをしたり、事業投資等様々な業務を行う。

・コンサルは期間が限定されたプロジェクト単位で業務を行うが、
商社は長期的なビジネスとして業務に取り組む。

・商社の場合は基本的に自分の部署ごとの特定のビジネスを行うのが一般的だが、コンサルの場合はプロジェクトごとに全く異なる分野に関わることがあり、特定領域の業務とは限らないことが多い。

 

まとめると、

(1)プレーヤーかサポーターか

(2)長く続くか短期的なプロジェクトか

(3)担当するのが一つの特定分野か幅広い分野か

といった違いがあるようです。

 

(4)転職市場では?

総合商社の人材は、語学力に長け、バリバリ仕事をこなすビジネスエリートといったイメージがあり、転職市場でも圧倒的な存在感を放つように思われます。

しかし実際は、商社の業界にいればいるほど、他の業界で活躍しづらくなるといった声も聞かれるようです。

その理由として、商社では意外にのんびりした職場であるために成長の圧力が低くなることや、商社での給料と同等の額を提示できる他の企業が少ないということがあげられます。

一方のコンサルティングファーム出身者は、転職率は他業界より高く、「さまざまな業界と関わり仕事をしているだけあって、総合的な力を身につけており転職市場での価値は高い」ようです。

若いうちにハイポジションに転職で入りたいなど、将来の転職を目的意識をもって考えている学生なら、コンサルティングファームがおすすめかもしれません。

コンサルタントの転職について、詳細はこちらの記事をお読みください。

Q. コンサルは転職しやすいの?転職先はどこが多い?

 

まとめ

外資系コンサルティングファームvs総合商社、いかがでしたか。

就職活動をしていると、選考対策や企業研究に目を奪われがちですが、何か自分の判断軸を定めて、10年後・20年後の理想像を描き、そこから大きく業界を見ていく視点も大切です。ひょっとしたら、あなたの見ていない業界が、一番あなたの価値観に合う業界かもしれません。

 
業界研究系コラムはこちら>【比較分析】コンサル就活生は他業研究をしなくていいのか。

 

 

※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。

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