このページでは、経営共創基盤(IGPI)のグループディスカッション(以下、GD)の概要とその突破のための対策方法について解説していきます。
目次
概要
人数
学生:6人
試験官:1人
所要時間
1時間30分(会社説明会も合わせて)
実施場所
企業オフィス
テーマ例
2021年卒
日本のオンライン新聞の購読者数、および特定の新聞社の電子版売上向上施策と施策による売上増加額
ある特定の年の観光客数、およびその向上施策と施策による観光客数の増加人数
2020年卒
年間の羽田空港の来訪者数、および新規事業立案とその売上額
日本のカメラの市場規模、および特定の企業がカメラを新に発売する場合の製品提案とその売上予測
詳細
初めに10-20分程度で会社説明が行われた後、GD選考会が行われます。初めに20分ほど個人ワークの時間が与えられ、紙に自身の考えをまとめます。この考えをまとめた用紙は回収されます。その後30分ほどディスカッションを行います。その際、ディスカッションの時間内に発表を担当する学生を決めるように指示されます。発表は2グループを1組とし、一方のグループが発表を行い他方のグループは質問をするかたちになります。そのため、選考に参加したグループの半数は発表を行わないことになります。
対策方法
コンサルティングファームにおけるGDでの評価ポイントは、
「思考力」と「コミュニケーション力」であると言えます。
また、この二つの能力をより詳細に表現するのであれば、以下のようになります。
「思考力」
- 論理性:論理的な思考ができているか
- 現実性:リアリティのある思考であるか
「コミュニケーション力」
- 積極性:積極的な発言ができているか
- 協議性:他者の意見に傾聴し、議論に取り入れる事ができるか
以上の能力を前提としてGDにおいては、
- タイムスケジュールを作る
- 前提をすり合わせる
- 役割を意識する
- 議論を盛り上げる
の4つが選考突破の原則と言えます。
これらの能力や4原則についてのより詳細な説明は【4つの原則】コンサルのグループディスカッション対策法をご確認ください。また、GD対策をする上で必要な情報がグループディスカッション対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
選考フロー
それぞれの選考段階における対策は個別記事をご覧ください。
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