A.帰国子女・留学経験者は選考上有利になることが多いです。
結論から言って、外資系コンサルティングファームの就職活動においては、帰国子女や留学経験者が有利になることは多いです。最近では日系企業でも、TOEICの点数の提出を求めるなど帰国子女・留学経験者が厚遇されるようになっていますが、外資系コンサルティングファームにおいては特にこの傾向が強いといえるでしょう。戦略系トップファームでは毎年、内定者の過半数は留学経験者もしくは帰国子女です。
この理由としては、英語を使用する機会が多いことや、また海外のオフィスと共同で仕事をすることも多いので、そういった異文化の人々とのコミュニケーション経験が豊富な人材が重宝されることが挙げられます。
実際、ファームに入ってからは自分が参加したいプロジェクトをある程度選択できるようになりますが、その際に英語を話すことができないと選択できるプロジェクトが少なく、ファーム内での働きやすさにも影響してきます。この傾向は、戦略系トップファームであるともっと強まります。こういったファームでは毎年、内定者の過半数は留学経験者もしくは帰国子女です。
もっとも、コンサルティングファーム側もこのような状態になることを望んではいないので、ファーム内での英語研修制度や、留学補助制度が充実しています。こういった制度を活用することで、入社後に英語能力を向上させることができます。将来海外で働くことを視野に入れている学生にとっては魅力的な制度だといえるでしょう。
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