A.近年、充実してきているといえます。
外資系コンサルティングファームの福利厚生というと、あまり充実していないという印象を持っている人も多いようです。しかし、実際にはさまざまな手当がつくことはもちろん、施設利用や自己研鑚研修への補助金がでるなど、特に最近では日系一般企業並の水準となっているファームも多いようです。たとえば、主要な外資系コンサルティングファームの1つであるアクセンチュアの募集要項を見てみると、
保険
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
福利厚生
財形貯蓄制度、退職年金制度、各種法人会員および契約施設・ホテル、各種クラブ活動、産業医による健康相談室、カフェテリアプラン
(出典:http://careers.accenture.com/Microsites/moving-forward-japan/consultant/Pages/jd.aspx)
となっており、補助と手当がしっかりと受けられる環境となっていることがわかります。これは、どこのファームでもほぼ同様です。また外資系コンサルティングファームにおいては留学(大学院進学)に対しての援助制度が豊富であり、その点では日系企業よりも手厚いサポートを受けられるといえるでしょう。一方で、コンサルティングファームの中には、残業手当が余りつかないところもあるようです。しかしこれは、見込み残業手当として年俸の中に残業代が組み込まれているためであり、逆に言えばこのために提示される年俸がかなり高いファームも多くなっています。また、例外として、社宅に関しては所有していないコンサルティングファームがほとんどであり、その部分の補助は受けられないと思ってよいです。結論として、「外資系コンサルティングファームだから福利厚生が悪い」といった枠組みは最近では当てはまらず、特に社会に出てからの海外留学を検討している人には恵まれた環境が整っているといえます。
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