Q. コンサルタントの役職ごとの仕事内容・年収とは?

このページではコンサルティング業界の役職、役職ごとの仕事内容・年収を解説します。
転職が当たり前になっていく時代、どの年次にどのような仕事をして、どれほど給与を貰えるのかはますます気になるところでしょう。
自身のキャリアを考える上での参考にしてください。

Q. コンサルの役職ごとの年収を教えてください

目次

1.ファーム内の役職
2.役職ごとの仕事内容
3.役職ごとの年収
4.よくある「30歳で1000万超え」はどうなの?
5.まとめ

 

ファーム内の役職

コンサルティングファームで働く社員は、「コンサルタント」と総称されますが、経験年数や期待される役割に応じていくつかの職位が存在します。その職位の呼称は各ファームによってさまざまですが、大きく分けると下から順に、

アナリスト
コンサルタント
マネージャー
パートナー

に分けられます。

また、たとえばコンサルタントの場合だと、コンサルタントとシニアコンサルタントのように細かく職位が分かれてます。さらに、その中でも「シニアコンサルタント1、シニアコンサルタント2、…」や「シニアコンサルタントA、シニアコンサルタントB」などの形でランクが設定されていることもあります。

 

役職ごとの仕事内容

職位が変わるとプロジェクト内での役割が大きく変わり、求められる能力も変わってきます。一方で、ランクはあくまでその職位における習熟度を表しているだけなので、そのランクによってプロジェクト内での役割が大きく変わることはありません。

このように細かくランクづけされているのは、職位だけでなくランクによってもコンサルタントがクライアントに請求する時間単価や報酬が異なるためです。

職位 役割
アナリスト 情報収集・分析、資料作成、議事録作成
コンサルタント 仮説構築・検証
マネージャー プロジェクト管理、顧客との折衝、予算管理
パートナー 営業(顧客開拓、プロジェクト受注)、ファームの経営

関連>Q. コンサルタントは営業をしなくてもよいのですか?

 

役職ごとの年収

新卒のアナリストだと400~600万円で、マネジャー(30歳前後)になると1000~1500万円ほどになります。
ファームによって細かな違いはありますが、概ね以下のような役職があります。

アナリスト(1~3年目)400~600万円

コンサルタント(3~6年目)800~1500万円

マネジャー(6~10年目)1000~2000万円

パートナー(10~20年目 ※昇進は難しい)数千万~数億

新卒で3年目くらいまでは600万円ほどの年収になるのが一般的ですが、その後は個人によってかなり変わってきます。「コンサルタント」に昇格すれば800万から1500万円にまで給与は上がるため、25歳にして1000万プレーヤーになることも夢ではないといえます。800万~1500万という様に幅が広い理由は、戦略系ファームとそれ以外のファームで300~500万円ほどの差があるからです。同様に、マネジャーでも戦略系は報酬を高く貰うことになり、1000万円もの差が出てしまうこともあります。

ここまでをまとめると、役職によって500万円以上の差が出る上に、戦略系かそれ以外でも500万円以上の差が出るということになります。

では、コンサルタントは多くの報酬を貰える仕事をだといえるのでしょうか?結論から言えば、新卒1年目の「アナリスト」の段階では、労働時間の割にはあまりもらえていないといえるでしょう。平日の労働時間を12時間、土日どちらかで8時間ほど働くとすると、週の労働時間は68時間。一カ月の労働時間は約280時間ほどになると仮定します(もちろん、仕事の状況やファームによって増減します)。月収を35万円とすると、時給で換算して1250円/時間となります。就職難易度や仕事の複雑さ、解雇リスクも併せて考えると、あまり高い時給とはいえないでしょう。

しかし、昇進して「コンサルタント」や「マネジャー」になってくると、いよいよ仕事に見合った分の給料を貰えるようになります。仕事内容も高度になり、多くの人がイメージするコンサルタントの仕事を毎日行うことになります。

さて、気になる「パートナー」についてですが、パートナーとは「共同経営者」を意味します。このクラスにまで昇りつめる人は多くなく、ほとんどのコンサルタントが途中で転職します。「パートナーにならなければ真のコンサルタントの面白さは味わえない」という言葉もあり、目指す価値は十分にある役職ですが、実際になるのはなかなか難しいでしょう。パートナーになると貰える給料は3000万円だったり8000万円だったり3億円だったりします。つまり、一流企業の役員クラスを遥かに超える可能性もあり、40代で1億円プレーヤーになることも夢ではないです。

以上をまとめると、新卒1~3年目のアナリスト時代は金銭的にはそこまで報われませんが、その後の昇給スピードは眼を見張るものがあり、パートナーにまで行かなくともかなりの高給取りになれるでしょう。

 

よくある「30歳で1000万越え」はどうなの?

入社してから5~8年ほどで30歳になったと仮定すると、30歳の頃には「コンサルタント」もしくは「マネジャー」という役職に就いています。「コンサルタント」であればおよそ1000万円の年収となっており、いわゆる総合商社に勤める30歳と同程度の年収です。外資系の投資銀行などだと、30歳で2000万円を稼ぐ人もいるため、コンサルタントの肩書だと少し見劣りした年収になるでしょう。とはいえ、戦略系のファームであれば1500万円近くの年収になることもあるため、一概に低いとは言えません。

そして、「マネジャー」という役職についたならば、ファームにもよりますが1500~2000万円ほどの年収となります。これは同年代の商社マンの1.5~2倍の収入であり、外資系投資銀行の人と同程度の稼ぎになります。22歳で新卒入社したとして、8年あればマネジャーに昇格することは珍しくありませんから、1500万円ほどの年収も十分にありえる数字なのです。

ここまで総合商社や外資系投資銀行といった超高給職との比較を行ってきましたが、他の30歳に比べてコンサルはかなり高い給料を貰えます。
東洋経済オンラインの記事(http://toyokeizai.net/articles/-/87595)によると、日系の上場企業に勤める30歳の平均年収は約465万円であり、コンサルタントはその約3倍もの収入を得ていることになります。上場企業の社員ですら年収は500万円を切ることが普通であり、いかにコンサルが高給取りであるかが分かります。
同記事では「30歳社員の平均年収が高い」トップ500企業を紹介しており、3位にM&AアドバイザリーファームのGCAサヴィアン、5位に戦略コンサルティングファームのドリームインキュベータがランクインしています。また、博報堂やテレビ東京を抑えて25位にシグマクシスがランクインしているのも注目できます。外資系よりも給料が安いと言われる日系コンサルティングファームですが、日本企業の中ではトップクラスの給料を貰えるということが分かります(35位には野村総合研究所もランクインしています)。
この記事によるとドリームインキュベータが1031万円、シグマクシスが847万円であり、30歳の年収としては申し分ないでしょう。上場企業社員30歳の平均年収が465万円でしたので、その2倍を貰っているということになるのです。

まとめると、コンサルタントは30歳の時点で他の業界の平均年収の2~3倍を稼いでおり、日系ファームのコンサルタントでも日本企業の中ではトップクラスの金額を稼いでいるということです。

 

まとめ

コンサルタントは新卒入社後、数年間の給料は時給換算すると低いと言えるかもしれません。しかし、他の職業と比較して昇進のスピードは早く、給与の上がり幅は大きいため、結果的に給料は高いと言えるでしょう。また、外資系・日系に関わらず業界全体的に給与が高くなる傾向があります。
このように、コンサルタントは給料面を見ると非常に魅力的な職業だと言えるでしょう。

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