【外資戦コン内定者直伝】フェルミ推定・ケース問題の対策方法はこれだ!

【外資戦コン内定者直伝】フェルミ推定・ケース問題の対策方法はこれだ!

本記事では、

「難関ファームから内定もらえる人ってどういう経験を積んだんだろう」
「無料でうけられる質のいいサービスってないのかな」

といった疑問の解決に一役買う情報をご紹介します。
 
フェルミ推定やケース問題ができるようになる方法は?では、フェルミ推定やケース問題の解題に必要なスキルアップのための意識や、実際にスキル向上のために役立つ記事や本のご紹介をし、選考通過のためのフェルミ推定対策では、実際にフェルミ推定の問題を解くためのステップを解説しました。
 

ここでは、それらの記事で学んだ内容を効率的に身につける上で大変役立つ

「実際に難関コンサルティングファームに内定した先輩の考え方や経験」
「フェルミ推定やケース問題を解く力を向上するために利用すべきサービス」

などの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

 

目次

  • 戦略ファーム内定者のフェルミ推定・ケース面接対策法
  • 利用すべきサービス
  • まとめ

 

 

戦略ファーム内定者のフェルミ推定・ケース面接対策法

 

ここでは、
内定獲得が特に難しいと言われるMBBを含むコンサルティングファーム複数社の内定を手にしたAさん、Bさん、Cさんのフェルミ推定/ケース問題対策方法やその練習プロセスでの意識、面接やグループディスカッションでの意識などを【連載】戦略コンサル内定の極意から引用してご紹介します。

 

個人紹介

<Aさん>

理系大学院所属。学部時代は学生団体に所属し精力的に活動。長期インターンシップも複数経験し、MBB含む複数のコンサルティングファームから内定を獲得した。

 

<Bさん>

国立大学所属。コンサルティングファームを初め、大手事業会社など数多くのインターンに参加。夏の失敗を糧に、冬インターンで外資系戦略コンサルティングファームの内定を獲得した。

 

<Cさん>

国立大学院所属。
学部生時代は部活動に打ち込む。MBB含む複数のコンサルティングファームから内定を獲得。

 

フェルミ推定やケース問題の対策方法は?

<Aさん>

学部4年の3月にフェルミ推定・ケース問題のそれぞれについて書かれた対策本を読み、ケース問題の基本を抑えることに重点をおいて対策したようです。

その後、Aさんは大学院に進学しましたが、初めのうちは忙しくて修士1年の5月初旬まではほとんど対策できていなかったとのことです。

5月下旬ごろからは、1~2週間に1度のペースで友人や内定者の先輩とケース問題を2~3問解くようにし、さらに6月下旬からは1週間に1~2回、選抜コミュニティやGoodfindのセミナーで出会った友達と対策し、夏までに50問ほどのケース問題を解いたそうです。

 

<Bさん>

6月ごろにケース問題の対策を始めたために、コンサルのインターンにはほとんどいけなかったBさんは、8月頃に他業界中心のインターンに参加しながら、ケース問題の練習を本格的に始め、9,10月は腹を括って1日10題ほどケース問題を解題練習を行ったそうです。練習の際は友達と電話を繋ぎながらフィードバックをもらったり、週に数回、知り合いのコンサルタントに自分の解いたケース問題を送って添削してもらうなどしており、解いたケース問題の総数は1000題ほどでした。

初めのうちはFactlogicの問題集などからで対策をしていたようですが、問題数を増やすために、自分の周りにある事柄からフェルミ推定問題を作ったり、本などを用いた対策を行っていたとのことです。

 

<Cさん>

5月中旬から、選抜コミュニティであるEXEのメンターと友人を相手に、それぞれ月に3回程度ずつ合計月に6回ケース面接の練習をしており、メンターと練習する際は、面接官役をやってもらい模擬面接を、友人と練習するときは、まず雑談や情報共有をした後に、1対1か1対2で面接官と学生を交互に行う模擬面接をやっていたそうです。メンターや友人との練習をしない日は新しい問題に取り組むのではなく、今まで解いた問題をより深く考える時間に充てていたようです。

市販のケース問題集はほとんどやっておらず、ケース対策を始めてすぐにこの練習スタイルになったそうです。

 

対策する上で意識していたことは?

<Aさん>

GDにおいても、2~3回で理解することは可能ですが、確実に選考通過する実力を身につけるために、対策講座に10回ほど通ったそうです。というのも、あるとき参加した講座で、Aさんより圧倒的に優秀な人と同じグループになったことがあり、本番でそういった人と同じグループになったとしても2番目という形であっても通過できる能力をつけたいと考えたためだそうです。

 

<Bさん>

ケース問題を1人で解けないうちは、GDでも発言できず選考を突破できないという考えから、ケース面接の練習を多く積んでいたそうです。

GDとして実践をする際は、グループの中で敢えて色々な立ち回りをしてみて、自分が1番得意な立ち回りはどれかを研究し、自分の得意な立ち回りを見つけることができたことも考えながら対策をする中で良かったこととしてあげています。

 

<Cさん>

ケース問題を解くコツは、仮説思考と因果関係を緻密に捉えることであり、与えられた情報から仮説を立て、その仮説を証明する中で、どのような論点存在し、証明すべきなのかを因果関係を的確に捉えることによって探し当てていくことが重要であるとCさんは話します。

ケース問題を解けるようになるには、1人で”論証する”力が必要であり、30分のケース面接で完璧に正しい答えを導くことは不可能であるとCさんは考えています。そのため、議論を前に進める”論証”のプロセスを踏むことが大事であり、そういった点から、上面のフレームワークを学んでいくのはケース問題を解く上で本質でないと言えるのでしょう。

 

面接やGD本番で意識したことは?

<Aさん>

ケース問題を出す面接官は一定自分の中で仮説を持っているため、面接官が重要ではないと考えている論点について深掘って話してしまうと、面接官は困ってしまうと考えたAさん。自分の仮説と面接官の仮説がずれて議論ができなくなるのを防ぐために、特に初期フェーズでは幅出しをした上でどこを深掘りするかは面接官に委ねることを意識していたそうです。

さらに、選考は緊張してしまうことが多いとは思いますが、面接官は考えるのが好きな人と働きたいと考えているという考えのもと、楽しくディスカッションすることにも気を付けていたそうです。

 

<Cさん>

ケース面接では、議論のオーナーシップを持ち、議論の全体像を自分自身で把握しておくようにしていたそうです。質問に答えるのに夢中になりすぎるのではなく、面接官の質問がどのように議論を推進するのかを意識しながら質問に答えることが大切であり、面接官を議論の穴を突く敵としてではなく、より良い議論を共に作ってくれるパートナーとして捉えるCさんの姿勢が一つの要因として内定という結果を引き寄せたのでしょう。

 

Aさん,Bさん,Cさん、それぞれに共通していたこととして考えることに対する前向きな姿勢や、実際の面接やGDを想定した実践的な練習を積んでいることでしょう。

知識に漏れが多すぎる場合は、非効率的な議論になりやすいですが、一定インプットの段階を済ませた後は、積極的に周りを巻き込んで実践を確かに意識できる環境で練習をすることが、難関ファーム内定には重要な姿勢といえるでしょう。

 

 

利用すべきサービス

 

対策本

対策のベースとなるのは自身で対策本をやりこむことです。おすすめの書籍は『現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』『過去問で鍛える地頭力: 外資系コンサルの面接試験問題』の二冊です。対策本を用いて自身で勉強する際は、本に書いてある解法を読み込むだけではなく、他の解法はないか考えながら解くとより効果的です。

 

就活支援サービスの練習会

対策本で一定のインプットとアウトプットをしたら、ビジネスコンテストへの参加や就活支援サービスの練習会で実践経験を積みましょう。様々な人と練習を積むことで、コミュニケーション面において練習になります。1人での練習とは違い、グループでの進行となるため気を配るべき部分も多く、実践での慣れは余裕を持って本番に臨むためにも必要不可欠と言えます。練習会では、特に他者の意見を議論にうまく取り入れることを意識するといいでしょう。

こちらから姉妹サイトであるGoodfindでは、ロジカルシンキング講座ケース面接対策講座といったセミナーや練習会も開催していますので、スキル向上のためにぜひご活用ください。の練習会やセミナーの詳細が確認できます。

 

選抜コミュニティー

選抜コミュニティーとは、外資系トップ企業を志望している学生が集まるコミュニティーです。選抜コミュニティーに参加するためには厳しい選考をくぐり抜けなければなりませんが、参加できれば非常に質の高い選考対策を受けることができます。以下にいくつかの選抜コミュニティーを紹介します。

  • FactLogic Executive

FactLogicが運営しているFactLogic Executive(通称ファクロジ・エグゼ)。
外資系戦略コンサル・投資銀行のトップ内定を目指す選抜コミュニティであり、2月ごろと9月ごろの2回、選考が行われます。21卒メンバーとしては48名在籍しており、外コン・外銀内定数は計51社です。選考通過者には一人一人に外コン・外銀内定者がメンターとして付き、就活をサポートしています。

  • Alternative Internships

株式会社i Beckが運営しているAlternative Internships(通称オルタナ)。
質の高い就活対策講座と講師陣が学生の間で話題になっています。また、会員のレベルをA~Dの4段階で分けており、Aに近づくほど参加できる講座が増え、B以上の会員にはメンターがつくそうです。

  • 外資就活アカデミア

トップ学生が多数利用している外資就活ドットコムが運営する外資就活アカデミア。
20卒から運営がスタートされたため内定実績等は不明ですが、3月ごろに選考が行われます。外資就活ドットコムのサービス運営で培った質の高いノウハウを生かして、就活対策講座や企業紹介を行っているようです。

 

 

まとめ

「フェルミ推定やケース問題=難しい」とイメージする方が多いと思いますが、実際は効果的な対策方法を実践できていないことやそもそも知らないだけの場合も少なくありません。実務においても、それらの問題を解く上でも止められる思考力はいずれ必然的に求められる力でもありますので、しっかりと身につけておくことが望ましいです。

この記事では、フェルミ推定・ケース問題の解題力を向上させるために利用できるサービスや、本、記事、また実際の内定者の経験や考えなどの紹介を行いましたが、基礎の部分に大きな抜けがある方に関しては、【フェルミ推定】戦略コンサル内定者直伝の解法とNGパターンとはもしくは【ケース面接対策】初心者でも選考突破に大きく近づく思考法を一読いただき、基礎固めを行ってください。

 

Q&A一覧はこちら>【Q&A集】コンサル就活の小さな疑問、お答えします。

 

 

※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。

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