このページでは、アーサー・ディ・リトル(ADL)の面接の概要とその突破のための対策方法について解説していきます。
ADLでは、ジョブ選考を通過した後に3回程度面接が実施されます。
目次
概要
ADLの面接を選考ステップ別で解説します。
1次面接
形式
ケース面接、一般面接
人数
学生:1人
試験官:1人×2回
所要時間
1時間×2回
実施場所
東京オフィス(22卒はオンライン)
使用言語
日本語
2次面接
形式
ケース面接、一般面接
人数
学生:1人
試験官:1人×2回
所要時間
1時間×2回
実施場所
東京オフィス(22卒はオンライン)
使用言語
日本語
3次面接
形式
一般面接
人数
学生:1人
試験官:1人×2回
所要時間
1時間×2回
実施場所
東京オフィス(22卒はオンライン)
使用言語
日本語
過去出題例
1次、2次面接
1次面接と2次面接は、形式・質問内容ともにほとんど同じになっています。
2022年卒
- 志望動機
- 研究内容
- 学生時代に一番力を入れて取り組んだこと
- 大学以外で頑張ったこと
- 挫折経験とその立ち直り方法
- 携帯会社の売上を5年間で2倍にする戦略立案(ケース面接)
2021年卒
- 志望動機
- 研究内容
- 学生時代に一番力を入れて取り組んだこと
- 将来自分がどうありたいか
- その他一般的な質問
- 世界が今後どのように変化していくか、およびその中で製造業はどうあるべきか(ケース面接)
- ESの内容に沿ったフェルミ推定、ケース問題
2020年卒
- 志望動機
- 研究内容
- 学生時代に一番力を入れて取り組んだこと
- 将来自分がどうありたいか
- その他一般的な質問
- 東京都内のつり革の数
- ESの内容に沿ったフェルミ推定、ケース問題
3次面接
- 志望動機
- 学生時代に一番力を入れて取り組んだこと
- その他ESに沿った質問
- 逆質問
詳細
1次、2次面接
社員1人に対し学生1人の個別面接の形式で行われます。1日に連続して2回面接を行います。人によって内容が異なるようですが、一般面接とケース面接の両方が課されます。一般面接とケース面接の割合も様々で、1回目も2回目もケース面接と一般面接30分ずつ実施することもあれば、1回目の面接ではケース面接がほとんどで2回目は一般面接のみ行うこともあるようです。
ケース問題に関しては、個性的なフェルミ推定や将来を予測する必要のある難易度の高いケース問題が出題されることがある一方で、面接官との雑談の中でテーマが設定されることもあるようなので、どんなお題でも対応できるようにしっかりと準備しましょう。また、一般面接では自身の今までの経験やそこから考える将来像など、学生の人柄を測る質問がなされるので、しっかりと自己分析をして臨みましょう。
3次面接
社員1人に対し学生1人の個別面接の形式で行われます。1日に連続して2回面接を行います。前回の面接までで概ね評価が決まっており、最終確認のような面接である場合が多いようです。質問内容はESに沿ったものになります。ただし、しっかりと自己分析をして臨まないと答えにくいような質問がされることもありますので、気を抜かず準備をすることをおすすめします。
対策方法
一般面接とケース面接をバランス良く聞かれることになるので、受験する学生側も、双方を対策していく必要があります。とは言っても、一般面接は聞かれることが一般的なもの(志望動機など)に限られている上に、あまり重視されているとはいえません。他のコンサルティングファームの対策と同様に、ケース面接の対策を中心に行っていくと良いでしょう。特に、ジョブ前のケース面接は学生の論理的思考力がしっかりと見られています。
具体的な対策方法については、ケース問題対策記事をご覧ください。また、面接官とのコミュニケーションにおいては、非言語的なスキルや、自分でも気づいていないような癖やマナー違反などを意識する必要があります。頭の中で練習するだけでなく、なるべく実践に近い形で練習も重ねることが望ましいです。
選考フロー
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