このページでは、マッキンゼー・アンド・カンパニーの面接の概要とその突破のための対策方法について解説していきます。
マッキンゼーでは、ジョブに参加するまでに2回面接が実施されます。
目次
概要
マッキンゼーの面接を選考ステップ別で解説します。
1次面接
形式
ケース面接
人数
学生:1人
試験官:1人
所要時間
30分-1時間
実施場所
東京オフィス
使用言語
日本語
2次面接
形式
ケース面接
人数
学生:1人
試験官:1人
所要時間
30分-1時間
実施場所
東京オフィス
使用言語
日本語
過去出題例
マッキンゼーでは公式ホームページの「1.応募方法>ビジネスアナリスト>国内大学新卒採用情報」にて、ケース面接の例題を紹介しています。例題と似た問題が出題されるので、参考にしてください。
以下では過去出題された問題の一例を紹介しています。
1次面接
2021年卒
ヨーロッパ圏内でスポーツ用品店を多店舗展開している企業の成長戦略を立てるときに、プロジェクトを始めるに当たって最初に考えるべき項目を網羅的に上げよ。それに関連した図表を分析し、計算問題を解け。これらを踏まえた戦略立て・評価をせよ。
2020年卒
あるファストフードチェーン店の売上向上戦略を立てるときに、プロジェクトを始めるに当たって最初に考えるべき項目を網羅的に上げよ。それに関連した図表を分析し、計算問題を解け。これらを踏まえた戦略を立てよ。
2019年卒
ある化粧品メーカーの全社戦略を立てるときに、プロジェクトを始めるに当たって最初に考えるべき項目を網羅的に上げよ。それに関連した図表を分析し、計算問題を解け。これらを踏まえた戦略を立てよ。
2次面接
2021年卒
アメリカで展開するレンタカー会社の成長戦略を立てるときに、プロジェクトを始めるに当たって最初に考えるべき項目を網羅的に上げよ。それに関連した図表を分析し、計算問題を解け。これらを踏まえた戦略を立てよ。
2020年卒
あるアメリカの銀行の利益率を改善する戦略を立てるにあたり、打つことができる施策を網羅的に上げよ。それに関連した図表を分析し、計算問題を解け。
2019年卒
ある2つの事業を展開する会社の利益向上戦略を立てるにあたり、プロジェクトを始めるに当たって最初に考えるべき項目を網羅的に上げよ。片方の事業に絞るとしたらどちらに絞るか。売り上げの計算問題と、それを踏まえたうえで絞る事業を再考せよ。
詳細
1次面接
社員1人に対し学生1人の個別面接の形式で行われます。
面接が始まるとすぐにケース問題が始まります。ケース問題に関しては、公式ホームページで紹介されているような、網羅的に項目を挙げる問や図表の読み取りなどが出題されます。「他には?」と繰り返し聞かれるので、練習を積むことが必要になります。
2次面接
1次面接と形式は基本的に同じです。志望動機や他の戦略コンサルティングファームと比べてマッキンゼーを志望する理由を聞かれることもあるようなので、しっかり準備しておきましょう。
対策方法
マッキンゼーの面接では、ケース面接対策をしていくことがもっとも重要です。また、ケース面接の入りとしてフェルミ推定が多くの場合問われるため、フェルミ推定が苦手もしくは触れたことがない方は、対策していく必要があります。具体的な対策方法については、ケース問題対策記事や、フェルミ推定対策記事をご覧ください。
FatLogicではマッキンゼーの過去問を紹介しています。以下よりご確認ください。
>ケース問題集マッキンゼー・アンド・カンパニー編 vol.1
また、面接官とのコミュニケーションにおいては、非言語的なスキルや、自分でも気づいていないような癖やマナー違反などを意識する必要があります。頭の中で練習するだけでなく、なるべく実践に近い形で練習も重ねることが望ましいです。
選考フロー
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