このページでは、マッキンゼー・アンド・カンパニーの選考フローと採用情報について簡単に紹介します。
「そもそもマッキンゼーから内定を得るためにはどんな試験を突破しなければならないのか?」
「マッキンゼーを受ける人ってどんな人?」
「マッキンゼーの企業研究って何をすればいいの?」
といった疑問にお答えします。
目次
選考フロー
マッキンゼーの選考は上のようなフローで行われます。特徴は、
・グループディスカッション(GD)の選考が行われない
・面接の回数が他ファームと比較して多い
といった点が挙げられます。
それぞれの選考段階における対策は個別記事をご覧ください。
※上のボックスがリンクになっております。
選考フローの詳細
マッキンゼーで内定を獲得するには、「ジョブ」という数日間のグループワークで高い実力を発揮する必要があります。ジョブでは数人のグループで、与えられたテーマに沿ったワークを行います。
ジョブの対策をしたい方は、インターン/ジョブ対策記事を参考にしてください。
インターンで高い評価を得ることは内定獲得に不可欠ですが、まずはインターンに「参加する権利」を手に入れなければなりません。そのためには、ESの提出や筆記試験の通過といった、一般的な日系企業が課しているような選考をパスしなければなりません。
ESや筆記試験については、
を参考にしてください。
筆記試験が通過した後に待っているのは、「ケース面接」という特殊な選考です。ケース面接の対策をしたい方は、
>ケース対策記事
>ケース問題集マッキンゼー・アンド・カンパニー編 vol.1
を参考にしてください。
また、マッキンゼーでは面接についての詳細な説明を公式ホームページで行なっています。こちらも参考にしてください。
採用時期と回数
マッキンゼーの選考は、夏、冬、春の3回に分けられます。ケース面接を3~5回ほど実施したのち多くの内定を出します。23卒の選考からジョブがなくなり早い人だと6月ごろから内定が出ます。
選考の難易度
選考の倍率
マッキンゼーは新卒を30名ほど採用します。一般的な日系の大企業と比べると、少数の採用です。ベイン、BCGと合わせて、「TOP3」や「MBB」と呼ばれ、就活生からの圧倒的な人気を得ていることから、学生の集中は予想されます。
選考を受ける学生層
マッキンゼーで内定を得る人の出身校は東大が多く、残りの枠を京大と早慶が埋めるという印象です。理系院生の内定者が多いとも言われています。
また、選考を受ける学生は、コンサル以外の外資系企業も受けていることが多いです。こういった学生は、「20代のうちからバリバリ活躍できる外資系企業に行きたい」と考えているため、P&GやJPモルガンなどの外資系企業を受けています。最難関企業を多く受けているかなりの実力者がマッキンゼーの選考に集結します。
選考の際に要求される資格
マッキンゼーの選考においては、英語力を証明できる資格を取得しておくことをオススメします。というのも、マッキンゼーの公式ホームページに
「マッキンゼーでは、英語での高いビジネスコミュニケーション力を身に着けることが、今後ビジネスパーソンとしてキャリアを積んでいく上では欠かせないと考えております」
とあるように入社後に英語力を重視するからです。
ただし
「採用の際に英語力が問われることはありませんので、留学や海外居住などの経験は必須ではありません。採用面接もすべて日本語で行います。」
とあり、英語力以外の要素を選考では評価すると考えられます。
「例年、多くの新卒入社の社員の英会話力がまだビジネスレベルに達していない為、入社前個別英語レッスン、入社後の数ヵ月から半年程度の海外語学留学などの支援制度を提供しています。」
とも述べられており、マッキンゼーが求める英語力に達するよう内定後にサポートがあるようです。
企業研究について
マッキンゼーに限らず、コンサルティングファームの企業研究を行なうのは困難です。本で情報を集めることは難しいため、当サイトなどの情報サイトを活用することをオススメします。
企業情報
ファーム名 | マッキンゼー・アンド・カンパニー |
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所在地 | 東京オフィス:東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山 森タワー 関西オフィス:大阪府大阪市中央区安土町2-3-13大阪国際ビルディング |
設立年 | 東京オフィス:1971年(本社:1926年) |
マッキンゼー・アンド・カンパニーは戦略コンサルティングファームの1つであり、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニー(Bain)と並ぶ世界最高峰のコンサルティング・ファームだといわれています。この3社の中で一番早い1926年に設立されました。特徴は、世界50ヵ国のコンサルタントが1つのネットワークで繋がる「One Firm」という文化で、プロジェクトの要件に応じてナレッジを共有するグローバルチームを編成し、常に最高の価値を提供できる体制を整えています。また、多数の有名なビジネスリーダーを輩出していることでも有名です。
個別のセミナーや説明会
マッキンゼーでは会社説明会を開いております。詳細に関しては、公式ホームページに記載されるのでチェックしておきましょう。
※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。