Q. 新卒入社よりも、転職してコンサルになる方が良い?

Q. 新卒入社よりも、転職してコンサルになる方が良い?

A. どちらにもメリットとデメリットがあります

 

新卒入社のメリット

新卒でコンサルタントになるとは、自分が1社目に入る企業がコンサルティングファームになるということです。社会人の方からよく耳にする言葉で、「仕事のやり方の基本は、最初に入った企業で学ぶ」というものがあります。これは、最初に入った企業で教えられ、実践してきた手法に人間は染まってしまうということを意味しており、今後の40年の職業人生を最初の数年が左右するというのです。そう考えると、新卒で入る企業というのはかなり重要であることが分かります。コンサルティングファームに新卒で入ったとすると、そのコンサルティングファームの仕事のやり方に新卒社員は染まっていくということになります。コンサルタントはその仕事の性質上、論理的な思考を行うことを要求されるため、1年目のコンサルタントも論理的思考に基づいた仕事を行うことになるでしょう。また、プロジェクトを進める際には、仮説を立ててそれを検証するというやり方を採用するため、仮説能力も鍛えられます。論理的思考と仮説能力の2つはどの業界、どの職種においても必要とされる能力であるため、これらの能力を徹底的に鍛えることの出来るコンサルタントを新卒1年目の職業とすることは悪くない選択だと言えるでしょう。

新卒入社のデメリット

他の事業会社(メーカーや金融、商社などのコンサル以外の一般企業)を経験しないでいきなりコンサルタントになってしまうと、事業会社の立場に立って考えることが出来なくなってしまい、優秀なコンサルタントにはなれないという話はよく耳にします。意見が分かれるところですが、新卒でコンサルタントになった人でも優秀なコンサルタントになる人は多くいるため、個人の努力によるところが大きいのではないでしょうか。逆に言えば、事業会社についてしっかりと勉強をしないと、良いコンサルタントにはなれないということだと言えます。

他のデメリットとしては、社会人1年目から激務な環境に放り込まれるため、環境に慣れる前にリタイアしたり燃え尽きたりしてしまう可能性が他業界よりも高いと思われることがあるでしょう。ある元コンサルタントによる、「5年勤めるのがやっとの激務」「目の前で同僚が倒れるのを3回目撃した」という証言もあり、メンタル面もフィジカル面も強くないと早々にドロップアウトしてしまうでしょう。また、いわゆる「社内政治」の経験に乏しいため、上司とのコミュニケーションに失敗して昇進が難しくなるということも考えられます。そのような危険性を減らすために、まずは他の業界の事業会社で社会人経験を積むというのも1つの戦略でしょう。

中途入社でのメリット

転職して(=中途で)コンサルティングファームに入るメリットは、新卒で入るデメリットを裏返したものになるでしょう。事業会社での経験を活かして、他のコンサルタントでは発揮できないバリューを生み出すことも出来るはずです。とはいえ、この点は後述するように「諸刃の剣」でもあります。

中途入社のデメリット

では、転職してコンサルタントになるデメリットとは何でしょうか?いくつかあると思いますが、大きなものとして「狭い範囲での仕事しか出来ない危険性がある」というものがあります。自分としてはコンサルタントとして働き、様々な業界を広く扱いたいと考えていたとしても、転職前の業界のみを担当させられることがあります。これは、「ある業界への高い専門性を持った人間を社内に有しておきたい」という目的で中途を採用したときに起こります。ファームとしては、新卒のコンサルタントとは全く違う役割を期待して採用をする以上、1つの分野のプロジェクトにのみその人を配属させるでしょう。そうなると、イメージしていたコンサルタント像とのギャップに苦しみますし、今後のキャリア形成にも支障が出てしまいます。「経営戦略に広く関わりたかったのに、前職のITの経験を元にしたITシステムの導入ばかりを行う毎日だ…」という事態もあり得るのです。

 

以上のメリットとデメリットはあくまで一例ではありますが、最低限抑えておくべき知識でしょう。コンサルタントとしてやりたいことが強くあるのであれば、迷わず新卒でコンサルティングファームに入社すべきですし、他の業界にも興味が有るのであればその業界に新卒で入ることも当然検討すべきです。ただし、コンサルティングファームはほとんどの日系企業よりも採用試験が始まるのが早いため、早い段階から選考対策を開始しておくことを強くオススメします!仮にコンサルティングファームに入社しないとしても、コンサル対策は他の会社への選考対策にもなります。就活の前哨戦としてコンサルを受けておくと、余裕を持って就活を進められるでしょう。

※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。

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