このページでは、ボストン コンサルティング グループ(BCG)の選考フローと採用情報について簡単に紹介します。
「そもそもBCGから内定を得るためにはどんな試験を突破しなければならないのか?」
「BCGを受ける人ってどんな人?」
「BCGの企業研究って何をすればいいの?」
といった疑問にお答えします。
目次
選考フロー
BCGの選考は上のようなフローで行われます。特徴は、
- グループディスカッション(GD)の選考が行われない
- インターン(ジョブ)への参加が内定に不可欠である
といった点が挙げられます。
それぞれの選考段階における対策は個別記事をご覧ください。
※上のボックスがリンクになっております。
選考フロー詳細
BCGの選考では、ジョブと呼ばれる数日間に渡るグループワークを通じて内定者を選抜します。
インターンの対策をしたい方は、インターン/ジョブ対策記事を参考にしてください。
インターンで高い評価を得ることは内定獲得に不可欠ですが、まずはインターンに「参加する権利」を手に入れなければなりません。そのためには、ESの提出や筆記試験の通過といった、一般的な日系企業が課しているような選考をパスしなければなりません。
ESや筆記試験については、
を参考にしてください。
筆記試験が通過した後に待っているのは、「ケース面接」という特殊な選考です。ケース面接の対策をしたい方は、
>ケース対策記事
>ケース問題集ボストン コンサルティング グループ編 vol.1
を参考にしてください。
採用時期と回数
BCGの選考は早期に複数回実施され、選考時期は大きく分けて3つあります。
まず、多くの内定者を出す、夏に行われるサマーインターンです。サマーインターンで採用枠は5割ほど埋まります。その後、12月頃に行われるウィンターインターンがあり、ここまでで内定者の8割ほどが出揃います。3月頃に行われるスプリングインターンでは数名の内定者が出ます。サマーインターン・ウィンターインターン、並びにボストンキャリアフォーラムでの選考で埋まらなかった採用枠をスプリングインターンで埋めるイメージです。
冬から就職活動を始めてもスプリングインターンには間に合いますが、サマーインターンに比べるとかなりの狭き門であると考えたほうがよいでしょう。
選考の難易度
選考の倍率
BCGの新卒採用人数は、20~30名ほどです。100名以上を採用することが多い日系の大企業と比較すると、かなり少ないと言えます。
「TOP3」や「MBB」と呼ばれ、就活生からの圧倒的な人気を得ていることから、学生の集中は予想され、倍率はかなり高くなると考えてよいでしょう。
選考を受ける学生層
BCGの選考を通る人は、理系の大学院生が多い傾向にあります。学歴的には、やはり東大が多く、残りの枠を京大と早慶が埋めるという印象です。BCGやマッキンゼーでは理系院生が多数派となる傾向が強いという情報もあります。
また、BCGのようなトップファームになると、海外留学を経験していたり、企業での長期インターンを経験したり、ビジネスコンテストで優勝していたりなど、他の人にはないような経験をしている人が目立ちます。日本の超優秀学生が集結するのが、BCGの選考だと考えてよいでしょう。
選考の際に要求される資格
英語力を証明できる資格を取得しておくと良いです。現在の主流はTOEICですが、TOEICはスピーキング能力とライティング能力の評価ができません。スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの4技能を証明できるTOEFLを受験しておくと良いでしょう。
とはいえ、BCGは英語力を選考においてあまり重視していないと思われるため、英語ができない人でもBCGから内定を得られる可能性は十分にあります。
企業研究について
BCGに限らず、コンサルティングファームの企業研究を行なうのは困難です。本で情報を集めることは難しいため、当サイトなどの情報サイトを活用することをオススメします。
企業情報
ファーム名 | ボストン コンサルティング グループ |
---|---|
所在地 | 東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー25階 |
設立年 | 東京オフィス:1966年(本社:1963年) |
ボストン コンサルティング グループは戦略コンサルティング・ファームの1つであり、マッキンゼー・アンド・カンパニー(Mck)、ベイン・アンド・カンパニー(Bain)と並ぶ世界最高峰のコンサルティング・ファームだといわれています。
クライアントの成功こそがBCGの成功であると考え、クライアントと協働し、独自の解決策を創り出し高い価値を提供しています。また、日本で最も歴史のある経営戦略コンサルティングファームとして、政府・民間企業・非営利団体など、多様な業種、市場において、支援していることも特徴です。
(参考:公式ホームページ)
個別のセミナーや説明会
セミナーや説明会の情報は、BCGの公式ホームページにて逐一更新されるので、チェックしておきましょう。
※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。