現役で活躍するコンサルタントに、仕事の価値観ややりがい、困難とその乗り越え方、また新卒でコンサルティング会社に入社することの意味を問う当シリーズ「コンサルタントの道」。具体的な人物にフォーカスを当てることで、コンサルタントという専門職の本質を見出し、各ファームの特長・強みを理解し、コンサルタントを目指す学生に参考にしていただければと思います。
vol.1 コンサル就職は、人生を切り開く自由へのチケット
話し手:山本 浩輔さん(仮名)
新卒で日系大手事業会社勤務ののち、外資系戦略コンサルティングファームへ中途入社。“MBB”の1社でマネージャーとして活躍する現役コンサルタント。
目次
1. マネージャーはプロジェクト全体の責任を負う司令塔
2. コンサルに転職した当時は、幅広く使えるスキルを身に付けたかった
3. タフな業務で成長速く、顧客の変化に寄り添える仕事
4. 活躍しているコンサルタントには、深く広い“想像力”がある
5. コンサル就職は新しい人生を切り開く自由へのチケット
6. 「コンサルは事業会社よりも上」という勘違い
vol.2 タフな仕事もチームなら乗り越えられる。BCGは1人ひとりを活かすチームワークのファーム
話し手:長谷川 万紀(はせがわ まき)さん
ボストン コンサルティング グループ Principal
東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻修士課程修了
大学院を修了後、2012年ボストン コンサルティング グループ(BCG・以下同)入社。通信・メディア・ハイテク(TMT)業界を中心に、ポートフォリオ戦略/市場調査/営業戦略/組織改革等のプロジェクトを数多く経験。新入社員向けのトレーニング担当及び日本オフィスの社内風土改革チームのメンバーでもある。
1. 研究職ではなくコンサルタントを選んだのは、多様な人々との出会いを重視したから
2. 1人ひとりの意見を重視するBCG。少数精鋭だからこそ個人の価値貢献を求める
3. 1日に複数回のミーティングなど上司の積極的な指導で、他にない成長を
4. 困ったら全社メールでヘルプ!チームプレイが当たり前の文化
5. 戦略作りだけでなく現場の営業活動も事業変革も、幅広く経験できる
6. クライアントに働きかけ、変化をもたらすこともやりがいの1つ
7. 強いプレッシャーも、チームの存在があってこそ乗り越えられる
8. 人の育成に全力でコミットするBCG、20代でスキルと経験が一気に手に入る
vol.3 戦略案件も再生案件も。企業の生死に寄り添い、経営の修羅場で戦う
話し手:小川 和浩(おがわ かずひろ)さん
株式会社経営共創基盤 マネジャー
京都大学大学院農学修士
大学院修了後、2016年株式会社経営共創基盤(IGPI)に新卒入社。自動車メーカーの新規事業展開支援、インフラ企業の組織再編支援、傘下交通事業の経営支援とハンズオンによるPMI等に携わった後、飲料・消費財・製薬・住宅・金融業界等における営業 / マーケティング戦略策定と実行支援、製造業における再生支援等に従事。並行して、IGPIの新卒採用活動にも関与。
1.新卒4年目でマネジャー就任。現在の仕事は
2.専門性よりも幅広い知識と経験を求め、製薬企業ではなくIGPIへ
3.新規事業も再生案件も。企業の生死を左右する仕事
4.戦略を描いて終わりではない、現場と向き合う先にやりがいがある
5.心は自由であるか?自らの意志で業務に取り組む
6.コンサルタントに必要なのはメタ認知力?
7.一流のコンサルタントの役割とは?正しい方向を示すだけでは不十分
8.IGPIはビジネスの”生々しい現場”を通して”最強のジェネラリスト”になれる場所
vol.4 未来を見据え、社会を創る。
NRI流プロフェッショナルのキャリアとは
話し手:村岡 洋成(むらおか ひろしげ)さん
株式会社野村総合研究所
グローバルインフラコンサルティング部 部長
2002年、新卒入社。University of Cambridge MBA、早稲田大学大学院建設工学専攻修了。運輸、物流等のインフラ関連産業における戦略立案及び実行支援に従事。
1.コンサルタントの枠にとどまらず、業界を牽引するオピニオンリーダーの役割も
2.NRIを選んだのは、若手から新しいことに取り組めると思ったため
3.1つの専門性を軸に、業界もテーマもピボットして自らの可能性を広げてい
4.海外の高級官僚との議論も。高い視座を持って取り組んできたプロジェクト
5.NRIなら、若手の頃から社会はどうあるべきかを前提に取り組める
6.プロフェッショナルは自分の意志で専門性を広げ、挑戦し続ける
7.コンサル業界は今までもこれからも、社会の変化とともに変わり続ける
8.目まぐるしく変わる社会で、プロフェッショナルとは何か自ら問う
vol.5 日本企業の海外進出にキャリアを捧げるBCGパートナー。その原動力と信念とは
話し手:荻原 英吾(おぎわら えいご)さん
ボストン コンサルティング グループ
Managing Director & Partner
一橋大学経済学部卒業、英マンチェスター大学経営大学院修士。
みずほコーポレート銀行(当時)、A.T. Kearney、日清食品ホールディングス株式会社を経て、2018年にボストン コンサルティング グループ(以下BCG)に入社。日清食品ホールディングスでは経営企画部長、日清シンガポール社長/アジア総代表などを務めた。 BCG消費財・流通・運輸グループ、マーケティング・営業・プライシンググループ、グローバル化戦略のコア・メンバー。消費財、ファッション等の業界に対し、マーケティング・営業戦略、新興国を含む海外進出戦略、新規事業、デジタル・トランスフォーメーション、M&Aによる事業拡大などのプロジェクトを手掛けている。
1.「日本の産業・経済を強くしたい」思いを持ってコンサルへ
2.プロジェクト数が圧倒的に多いBCGだからこそ身に付く高い専門性
3.新型コロナによる変化は新たな機会。変わりゆくクライアントのニーズに応える
4.デジタルもグローバルアセットも最大限活用するプロジェクト
5.1人ひとりが強みに特化し、“Best of BCG”を提供する
6.強みや価値観、経験のダイバーシティがBCGを強くする
vol.6 自らの手で新たな産業を創る。
社会的使命を背負うファームでしか得られないコンサルティングの醍醐味
話し手:山本 雄一朗 さん
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
戦略コンサルティング部 兼 イノベーション&インキュベーション部
ディレクター
東京大学経済学部経営学科卒業
大学在学時に大手IT企業にて事業企画を経験し、新卒で大手情報通信企業に入社。その後、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社に中途採用で入社。
1.圧倒的な当事者意識と使命感に導かれて選んだコンサルティングファーム
2.若い力と専門性が産業創造を加速させるMURC独自の環境
3.日本や産業を主語に置くからこそ導き出せる、独自の解決策
4.強みはMUFGグループの豊富なアセットを活かし、複数ソリューションを組み合せたアプローチ
5.視座の高さと真に迫る想いが、コンサルタントとしての信頼を生む
6.コンサルティングを経験して気づいた、3つの大事な素養
7.新たなコンサルティングの形を追求する最良の場としてのMURC
vol.7 平成に取り残されるコンサルタント、令和に活躍するコンサルタント
話し手:福田 稔 さん
株式会社ローランド・ベルガー
パートナー
慶應義塾大学商学部卒、欧州IESEビジネススクール経営学修士(MBA)、米国ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクールMBA exchange program修了。電通国際情報サービスにてシステムデザインやソフトウェア企画業務に従事した後、ローランド・ベルガーに参画。東京オフィスの消費財・流通プラクティスのリーダーを務める。経済産業省「服づくり4.0」をプロデュースし、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2017「クリエイティブイノベーション部門」ゴールド賞受賞。また、PEファンドの支援を通じた消費財企業に対する投資・再生支援実績は業界トップクラス。シタテル株式会社や株式会社IMCFの社外取締役を務めるなど、業界の革新を促すスタートアップ企業に対する支援も行っている。
1.「VUCA」時代におけるディスラプター企業の存在
2.なぜ、経済におけるゲームのルールが変わってしまったのか
3.コンサルタントがコモディティ化する時代
4.“令和のキャリア”を選択する上で必要なマインドセット
5.ローランド・ベルガーだから実現できる、新時代のコンサルティング
vol.8 尖った個性とそれを許容するカルチャーが、唯一無二の提案と選ばれるコンサルタントを生む
話し手:中川 健太 さん
A.T. カーニー株式会社
アソシエイト
2018年にBrown Universityを卒業後、A.T. カーニー株式会社に新卒入社。2020年1月にアソシエイトにプロモーションする。消費財・小売業界を中心に多数のプロジェクトを経験し、事業横断での全社戦略、マーケティング戦略、新規事業立ち上げ支援などに携わる。
1.自らの好奇心を追求した先に選んだ、戦略コンサルタントの道
2.「日本を変える、世界が変わる」が体現できる
3. 尖った個がそれぞれのパッションを追求する環境
4.個の尊重=個人主義ではない。多様な個性が集い、許容し合うカルチャー
5.選ばれるコンサルタントに共通する、ハイレベルなアナロジー思考
6.経験を積んで変化した、コンサルティングのやりがい
7.価値の高い戦略にするためにこだわる、「目に見える成果」
8.経営者と現場の視点を行き来して、成果につながる最適解を導き出す
vol.9 社会も社員も、可能性を開花させる。BCGの若手コンサルタントが語るファームの魅力とは
話し手:若林 克弥 さん
ボストン コンサルティング グループ
Consultant
2017年に京都大学大学院工学研究科を卒業し、BCGへ新卒入社。エネルギー、保険、通信、製造といった業界の戦略策定・仕組み構築に携わる。アソシエイト、シニアアソシエイトを経て現在はコンサルタントとしてプロジェクトに従事。
1.新卒5年目のコンサルタントが語る、仕事の醍醐味
2.入社の決め手は懐の深さ。その背景にあるBCGの考え方とは
3.“Unlock the Potential”のもと社員の可能性を開花する
4.業界規模で変革をおこせる人材に。現在の目標ができた理由
5.圧倒的な規模とプレゼンスで、社会に大きな影響を与えるファーム
6.研究とコンサルティングの親和性。考えることを楽しいと思えるか?
vol.10 「元戦略コンサルタント×NRI役員」の視点から紐解く、コンサルタントに求められる価値とは
話し手:柳澤 花芽 さん
株式会社野村総合研究所
執行役員 人事・人材開発担当
1991年、NRIに新卒入社。約25年間戦略コンサルタントとして中期経営計画策定や経営管理・組織開発・風土改革・IR/財務戦略など様々な領域・テーマに精通。1999年には長女を出産し、子育てと仕事を両立。2015年に部長職に昇進し、2019年には経営役・人事部長。2021年4月に執行役員に就任し、人事・人材開発を担当。
1.様々な領域とテーマに取り組む中で、転機となったプロジェクト
2.この道25年のプロが考える、選ばれるコンサルタントの要件
3.解くべき課題に錨をおろす。役員の立場からコンサルタントに求めること
4.自由と裁量によって、全員をプロフェッショナルに育てる組織
5.母親コンサルタントが仕事と子育てを両立できた理由
6.自己と他者への成長意欲を併せ持つ人が活躍できるファーム
vol.11 多様なインプットとカルチャーを武器に、新しいコンサルティングスタイルを追求する
話し手:中野 大亮さん
株式会社ローランド・ベルガー
パートナー
東京大学法学部卒業。米系戦略コンサルティングファームを経て現職。産業材、鉄道・航空、総合商社等を中心に幅広いクライアントに対し、事業戦略、成長戦略、M&A/PMI等のプロジェクト経験を豊富に有する。昨今では、未来構想・長期ビジョン、新規事業量産、PoC、スタートアップ連携といったテーマに数多く取り組んでおり、採用責任者、価値共創ネットワーク責任者を務める。
1.知的好奇心に従ってキャリアを歩み、業界を牽引するコンサルタントへ
2.既存のコンサルティングへの危機感から生まれた、新たなアプローチ
3.ローランド・ベルガーらしいスタンスで、変化に適応する
4.新たな取り組みを生んだ土壌は、オープンでフラットな組織文化
5.多様なインプットは付加価値の源泉になる
vol.12 次世代の人財に求められる「共創力」は、20代から30代をどう生きるかで決まる
話し手:齋藤 立 さん
株式会社シグマクシス
常務執行役員 ヒューリスティックシェルパ担当
マッキンゼー、投資ファンドを経て、創業期のシグマクシスに参画。アートを活用した人財・組織開発プログラム 「Vision Forest」の構想づくりと事業展開をリードし、100社を超える変革実績を有する。経営者のシェルパとして、ビジョンと価値創造ストーリー創出から事業開発、人財組織開発までの、一気通貫でのトランスフォーメーションが注力テーマ。米コロンビア大学MBA。
1.McK、MBA留学、投資ファンドを経て理想の会社創りに参画
2.30代でゲームが変わる?コンサルキャリアの非連続な2つのフェーズ
3.従来のコンサルティングを超えた、アグリゲーターとは
4.顧客に伴走し、3つの変革を共に実現する
5.スキルだけでなくマインドも磨き、「創る力」を最大化する
vol.13 企業や組織の壁を超えて、社会全体の競争力を取り戻す。BCGパートナーが語る、企業と組織の未来
話し手:植田 和則 さん
ボストン コンサルティング グループ
マネージング・ディレクター & パートナー/京都オフィス
東京大学大学院(工学系研究科/航空宇宙工学専攻)卒業後、2007年に新卒でBCGに入社。2018年1月より現職。BCGハイテク・メディア・通信グループ、およびコーポレートファイナンス&ストラテジーグループのコアメンバー。東京/京都/ウィーンオフィスにて、電機、FA機器、輸送機器等製造業、及び消費財等幅広い業界の企業に対し、トランスフォーメーション、ビジネスモデル変革、ターンアラウンド、新規事業開発等のプロジェクトを数多く手掛ける。
1.脈々と受け継がれるカルチャーが示す、BCGらしいコンサルティングスタイル
2.日本の製造業をなんとかしたい。学生時代の問題意識からスタートしたキャリア
3.若手時代のシビアな経験の積み重ねで養われた、経営を支える力
4.コンサルタントとして信頼関係を築くために身につけるべき、ロジカルコミュニケーションの本質
5.クライアントの興隆と次世代への還元こそ、次の10年で果たすべき役割
6.優秀な人材を輩出し、あらゆる形で社会に貢献する開かれた組織
7.未来を見据え、個の才能を最大限開花させる選択を
vol.14 意思の強さが成長をドライブする。「あなた自身」のキャリアが創れるNRI流の挑戦・成長環境
話し手:紺谷 亮太 さん
株式会社野村総合研究所
事業DXコンサルティング部 ビジネスインテグレーショングループ グループマネージャー
2010年新卒入社。全社戦略、組織構造改革、業務改革、事業の伴走支援など様々な領域のコンサルティングに携わった後、2018年から約2年間、NRIとKDDIで設立したジョイントベンチャーへ出向。事業会社の一員として様々な領域で経営実務を担う。現在はNRIに戻り、企業大・業界大のトランスフォーメーションを専門領域に活躍。
話し手:毛利 一貴 さん
株式会社野村総合研究所
社会システムコンサルティング部 産業インフラグループ チーフコンサルタント
2010年新卒入社。まちづくり、地方創生、防災などのテーマを専門に、主に官公庁向けのコンサルティング業務に従事。2017年から約2年間、経営戦略コンサルティング部門の新卒・中途採用担当として、自社の採用戦略やブランディング戦略の策定、採用活動を行う。現在は、社会システムコンサルティング部にて『新型コロナウイルス対策緊急提言』を行うなど、政策立案支援から社会提言活動まで幅広く活躍。
1.学生時代の経験からコンサルタントを志すまで
2.政策提言から、民間企業のコンサルティングまで。課題意識に基づいた経験を積める
3.個人の意志・キャリアを尊重する、NRIのコンサルティングと組織の特徴
4.経験豊富な10年選手のコンサルタントが多数在籍している理由
5.幅広い経験から培われる、コンサルタントとしての独自性
6.汎用的な課題解決スキルなどない。心の底から正しいと思える選択を
vol.15 ビジネスと社会貢献が比例する次世代に問われるコンサルタントの真価
話し手:折茂 美保 さん
ボストン コンサルティング グループ Managing Director & Partner
社会貢献グループ日本リーダー
2005年にBCGに入社。BCG社会貢献グループの日本リーダー。パブリックセクターグループ、ハイテク・メディア・通信グループ、およびコーポレートファイナンス&ストラテジーグループのコアメンバー。中央官庁や自治体向けの中期戦略の立案や実行支援の経験が豊富。また、通信、小売、消費財など幅広い業界の企業に対し、新規事業戦略の策定、新規事業立ち上げ支援、アライアンス、マーケティング戦略、人事・組織・業務改革などのプロジェクトも手掛ける。
1.新卒でBCGに入り、MBA取得や出産を経てMDPになるまで
2.日本の産業を支える人材を育て、社会や企業のPotentialをUnlockする意義
3.BCGが取り組む、インパクト最大化のための価値提供
4.チームでの成果にこだわるBCGのコンサルティングスタイル
5.次世代を担うコンサルタントに求められる素養とは?
vol.16 IGPI代表が語る、真に価値あるコンサルタントのあり方
話し手:村岡 隆史さん
株式会社経営共創基盤(IGPI)
共同経営者(パートナー)代表取締役CEO
三和銀行にて、プロジェクトファイナンス業務、M&A業務に従事。モルガン・スタンレー証券を経て、産業再生機構に参画。IGPI設立後は、数多くの企業の構造改革や事業再生に関わる他、中国・アジア諸国でのM&A・投資、成長戦略立案プロジェクトを多数統括。INCJ社外取締役、新日本工機社外取締役、池貝社外取締役、元金融庁参与。東京大学農学部卒、UCLA 経営学修士(MBA)
1.見据えるべきは技術の先にある。プロフェッショナルとしての目標
2.グローバルでのベンチャー投資から、事業運営まで。コンサルティング技術を活かして多様な事業を展開
3.会社のあらゆる局面を支える、一流のコンサルタントを育てる仕組み
4.依頼側になって初めて知った、コンサルティング業界の課題
5.大きな失敗から学んだ、プロフェッショナルとして大切なこと
6.会社選びの基準と一番こだわるべきポイント
7.仕事は人間力を高め、プロフェッショナルを目指すためのフィールド
vol.17 企業変革を支える
戦略コンサルティングビジネスの魅力
話し手:横山 浩実さん
株式会社ローランド・ベルガー プリンシパル
東京大学大学院工学研究科機械工学専攻修了。シンクタンク、コンサルティングファーム、ソフトウェア会社を経て現職。行政機関や公共機関向けサービス提供事業会社等に対し、デジタル事業戦略、風土・組織改革、標準化を通じたコスト・ビジネスモデル刷新、業務プロセス改革及びシステム導入などのプロジェクト経験を豊富に有する。2022年6月現在、デジタル庁のプロジェクトマネージャとしても勤務しており、我が国の行政サービス等のデジタル化推進の役割も担っている。
1.理論や技術より思考力で勝負する。戦略コンサルタントとしての強み
2.変容する事業環境において求められる高度なスキル
3.多様性を受け入れ、様々なバックグラウンドを持つ精鋭が集まる組織
4.3つのコアバリューを軸に、グローバルで発揮する価値
5.ファームとして重視する、持続可能な社会に向けた価値創造
6.デジタルを通じた企業変革支援の醍醐味
7.変化への柔軟性と思考バランスを保ちながら、多様性を意識したキャリアを
vol.18 グローバルに活躍するコンサルタントが語る。
NRIの真価とキャリア
話し手:古賀 龍暁さん
株式会社野村総合研究所 グローバル製造業コンサルティング部長
東京大学大学院農学生命科学研究科修了後、野村総合研究所のコンサルティング部門に入社。自動車・電機などの製造業セクターでのコンサルティング業務に従事し、欧州コンサルティング会社との提携の推進、米国拠点コンサルティング部門長など海外経験の後、現在は製造業を担当するグローバル製造業コンサルティング部長を務める。製造業における開発〜生産〜販売の事業戦略やグループ戦略などの戦略コンサルティングやデジタル化実行支援の他、NRI社内グローバル・プラクティスをリードし、NRI全社での価値創造に取り組む。
1.日本のコア産業の変革支援を手がける奥深さ
2.コンサルタントの個性を重視するファーム
3.経営戦略コンサルティングとITを武器に挑むトップイシュー
4.社会やあらゆる産業の変革を実現するプロフェッショナル
5.時代によって移り変わる、必要とされるコンサルティング
6.日本経済や産業活性化のために、NRIが国内外で発揮する真価
7.社会・クライアントファーストで特殊解を導き出すコンサルティングの醍醐味
vol.19 未来志向で社会のあるべき姿を提言する。NRIのコンサルタントとしての挑戦・成長とは
話し手:阿波村 聡さん
株式会社野村総合研究所
経営DXコンサルティング部 部長 兼 グローバル経営研究室 室長
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修了後、野村総合研究所のコンサルティング部門に入社。入社後、ハイテク・通信関連業界を中心に、事業戦略立案・新規事業開発、政策提言等のプロジェクトに従事し、ケンブリッジ大学留学(MBA)、本社人事部での人事課長・人事企画課長を経て、現在は経営DXコンサルティング部長を務める。業種を問わず、企業の経営改革や組織・人事改革からイノベーション創出やサステナビリティ経営等のコンサルティングを行うとともに、グローバル経営研究室長として経営や組織に関わる研究・ナビゲーション活動もリードしている。
1.仕事の幅や時間軸で選んだ、コンサルティング業界
2.役割に応じて、あくなき高い視座が求められるコンサルタントのキャリア
3.地道な探求の先に広がる、第一人者への道
4.競争と共創で磨かれるプロフェッショナルとしての価値
5.「急がば回れ」で得られるコンサルタントの成長
6.論理とストーリーで経営をナビゲートする力が求められる時代
vol.20 パーパスに基づき、企業と社会の変革を支援。パートナーが語るEYの戦略チームの強み
話し手:篠原 学さん
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
パートナー
Big4系コンサルティングファームで2008年にパートナーに就任すると同時にM&A戦略組織を立ち上げ、組織設計やサービス開発をリード。リーダーとして10年以上に渡りチームを率いながら、数多くのクライアントに対して戦略、M&A、変革のコンサルティングを実施し、クライアントの成長をリードしてきた。2020年にEYストラテジー・アンド・コンサルティングに参画。専門である戦略、M&A、変革をリードする組織を立ち上げ、リーダーとして活動をしている。
話し手:坂田 好正さん
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
パートナー
これまで約20年にわたり事業戦略の策定からM&A時の事業やオペレーション・デューデリジェンス、シナジー効果創出、事業の強化・変革案件に従事。2008年にEYへ参画してから、日本、アジア太平洋、北南米、欧州地域のクロスボーダー案件を中心に戦略立案からトランザクション実施時の経営統合、会社分割、組織再編の実行フェーズまでのクライアントサポートに取り組む。加えて、EY ストラテジー・アンド・コンサルティングの商社セクターチームを率いており、商社が関わるさまざまな業界・地域の持続的成長に向けてサポートしている。
1.戦略とM&Aのプロフェッショナルが、EYへ参画した理由
2.コンサルタントの醍醐味は戦略にあり。組織再編の背景にある想い
3.従業員の働きやすさの追求が、より良いサービスを生みだす
4.クライアントの明暗を左右する大胆な意思決定の背中を押す
5.品質にこだわり、クライアントに新たな視点を提供する
6.Trusted Adviserであり続けよ。ポイントは知的好奇心と信頼獲得力
vol.21 優秀な頭脳を社会のために使おう。コンサルティング会社経営者に聞く成長の秘訣
話し手:関 厳さん
株式会社リブ・コンサルティング
代表取締役社長
東京大学卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。住宅・不動産、自動車、電機メーカー、卸売など幅広い業界にて、担当企業の増収増益を実現。同社にて、史上最年少で取締役、その後専務取締役に就任し、コンサルティング部門を統括したのち、2012年、「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」を理念に、リブ・コンサルティングを設立。コンサルティング活動以外にも講演活動を行っており、年間約5,000名を動員。
1.最年少取締役のポジションを捨てて、起業した理由
2.企業の成果に直結する、新しいスタイルのコンサルティング会社
3.自分の一手が社会を変える。手触り感のあるプロジェクトとは
4.自己成長だけではない。コンサルタントとして働く醍醐味
5.優秀な人材の再分配により、経済を活性化させる
6.コンサルタント大量採用時代。誰と働きたいかを考えよう
vol.22 海外経験コンサルタントが語る、グローバルでの経験を積むためにNRIを選ぶべき理由
話し手:濱野 友輝さん
株式会社野村総合研究所
プリンシパル/新卒採用チームリーダー
2011年、新卒でNRIに入社。専門は自動車・電機・化学業界を中心とした経営戦略・事業戦略策定、M&Aアドバイザリー。近年では、ビジネスモデル転換・事業開発支援やDX・業務改革の策定・実行支援にも従事。2016-17年には、NRIインド/NRIタイの海外法人2拠点にてマネージャーとして活動、2020-21年にはEARTHBRAIN社設立(NRI含む4社によるジョイントベンチャー)に向けた社内検討メンバーを兼任。2023年より25卒向け新卒採用チームリーダーに就任。
話し手:小山 満さん
株式会社野村総合研究所
ヘルスケアサービスコンサルティング部 シニアコンサルタント
米国の大学を卒業後、2015年に新卒でNRIに入社。主に情報通信分野における事業戦略、新規事業立案および実行支援に関するコンサルティング業務に従事。2022年には米国テキサス州ダラスに移住し、NRIアメリカの拠点拡大を推進。2023年より現職。
1.グローバルを経験した2人の入社の背景
2.若くしてプロジェクトをリードできるNRIの環境
3.コンサルタントの海外挑戦を柔軟に後押しする制度
4.海外経験を経て磨かれる、戦略コンサルタントとしての武器
5.日本で味わうことのできない、海外ならではの経験
6.グローバルで求められる日系ファームの役割
7.グローバルでのプレゼンスを高めるNRIに広がる可能性
vol.23 なぜ省庁からNRIへ?官民連携で社会課題解決に取り組むコンサル5.0とは
話し手:由藤 聖利香さん
株式会社野村総合研究所
コンサルティング事業本部 採用担当
京都大学大学院 地球環境学舎を修了後、2018年に新卒でNRIに入社。サステナビリティや地方創生領域の経験が豊富。主に環境・エネルギー業界を軸に戦略策定・実行支援系プロジェクトを担当。中でも地域資源・経済循環の推進やバイオマス資源の利活用といったテーマのプロジェクトに携わり、論文執筆や外部講演といった対外発信活動にも注力。2022年より、コンサルティング事業本部の採用担当として活動中。趣味はキャンプ・酒造巡り。
話し手:雪野 裕介さん
株式会社野村総合研究所
社会システムコンサルティング部 シニアコンサルタント
大阪大学工学部を卒業後、2013年に新卒で農林水産省に入省。バイオマス資源の有効活用等に関する政策の立案・実行を担当。2017年から環境省へ出向し、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた政策を担当。その後、2019年にNRIへ入社。主に官公庁向けの環境分野のプロジェクトを担当し、特にプラスチックの代替素材の普及に関するテーマでは対外発信活動も実施。2022年度には、福島第一原子力発電所における事故後の除染で生じた土壌の再生利用に関する実証事業にも参画。趣味はランニング。
1.コンサルタントになった理由、官僚になった理由
2.官僚を経てNRIに入社した理由
3.地方創生の取り組み事例~山形県鶴岡市~
4.福島県での国の実証事業プロジェクト
5.なぜNRIでは社会課題解決に注力できるのか?