Q. コンサルの新卒の採用人数を教えてください

A. ファームの規模や景気にもよりますが、5~30人だと思われます

各ファームともに詳細な採用人数を公開しておらず、また、新卒採用人数は景気にも大きく左右されます。21卒では、採用人数は以下のように推測されます。選考/採用情報に各社の採用人数を含めた選考難易度について詳しく記載されているので、併せてご覧ください。

目次
戦略大手ファーム(マッキンゼー、BCG、ベイン)
中堅戦略ファーム(アーサー・D・リトル、A.T.カーニーなど)
非戦略大手ファーム(PwC、デロイト、アクセンチュアなど)
日系ファーム
フォーラム採用

A. マッキンゼー、BCGは20~30名、ベインは10~20名ほど採用しています。

マッキンゼー、BCGは20~30名と比較的多く採用しています。しかし、一般的な日系企業と比較すると採用人数は少なく、優秀な学生が多く選考を受けることから、選考は非常に難しいものと言えます。また、ベインに関しては採用人数が更に少なく10~20名であるため、選考は厳しいものになるでしょう。

>マッキンゼーの選考/採用情報はこちら
>BCGの選考/採用情報はこちら
>ベインの選考/採用情報はこちら

A. ADLやカーニー、ローランド・ベルガーなどの中堅戦略ファームは5~10名ほど採用しています。

このあたりの中規模ファームだと、5名~10名ほどを採用しています。
マッキンゼーやBCGなどの大手戦略ファームの方が内定を得るのが難しいイメージがありますが、採用人数という点から見ると中堅ファームの方が狭き門といえるでしょう。ただし、A.T.カーニーは中堅ファームの中でも多く採用する傾向があり、15名前後の採用が見込まれます。

>ADLの選考/採用情報はこちら
>A.T.カーニーの選考/採用情報はこちら
>ローランド・ベルガーの選考/採用情報はこちら

A. PwC、デロイト、アクセンチュアなど非戦略大手ファームはコンサルタント職では100名以上採用しているが、戦略コンサルタントは10~20名ほどしか採用していません。

いわゆる総合系やIT系と呼ばれるファームの採用人数については注意しなければなりません。非戦略系ファームは大量に新卒採用を行っており、200名もの新卒採用を行っているファームもあります。しかし、経営戦略に携わることのできる戦略部門での採用と、それ以外のIT部門での採用に分かれていることが多いのです。実際には、戦略部門での新卒採用は10~20名程度となっており、コンサルタントはコンサルタントでも、「経営コンサルタント」になるのはやはり簡単ではありません。
実際に、選考を申込んだ段階では戦略部門を志望していたとしても、選考が進むにつれて「IT部門での採用でもいいなら採用するよ」という様に戦略部門以外での採用を打診されるケースもあります。ここで安易にIT部門に進む決定をしてしまうと、思い描いていたコンサル像とは異なる仕事を行なう職種に回される危険が高いので注意してください。

>PwCの選考/採用情報はこちら
>デロイトの選考/採用情報はこちら
>アクセンチュアの選考/採用情報はこちら

A. ドリームインキュベータやコーポレートディレクションなどの戦略系ファームは5名前後、野村総合研究所や三菱総合研究所などのシンクタンク系は20~30名程度採用しています。

日系ファームは非常にバラつきがあります。
戦略系ファームであるドリームインキュベータ(DI)は、1~5名ほどの採用しかしておらず、超難関といえるでしょう。同じく日系の戦略系ファームのコーポレートディレクション(CDI)も5~8名ほどの採用となっており、戦略系ファームへの就職は狭き門であることが分かります。
三菱系のシグマクシスは、20名ほどの採用となっており他の外資系ファームと同程度の規模であるといえます。野村総合研究所や三菱総合研究所などのシンクタンク系も20名~30名程度だと言われており、比較的多くの新卒採用を行っています。

>DIの選考/採用情報はこちら
>CDIの選考/採用情報はこちら
>野村総合研究所の選考/採用情報はこちら
>三菱総合研究所の選考/採用情報はこちら

海外フォーラムでは日本の大学の在籍者は採用せず、海外大在籍者を各ファーム1~2名採用します。

日本の大学に所属している学生

日本の大学に所属している学生(交換留学生)として参加する場合、その場では内定がないようです。ただし、ジョブの参加権は手に入れることができます。国内での選考の場合にはESや筆記試験などを通過する必要がありますが、ボスキャリでは面接を一回行うだけでジョブに参加することができます。このジョブを通過すれば内定がとれます。

海外大学在籍者

海外大に所属している場合はボスキャリで内定が出ます。ただし戦略コンサルの場合人数は少なく、1~2名が通常です。ちなみにマッキンゼーはボスキャリでは内定は出しません。
戦略コンサルで比較的多く内定を出すのは、

  • BCG、ベイン 3~4人
  • ATカーニー 5人

あたりです。もちろん海外大生も内定だけでなくジョブの参加権も手に入れることができます。そのジョブを突破すれば内定となります。ジョブを通して採用されるのも1~2人ほどです。
デロイト、EYアドバイザリーなどの総合系ファームでは5~9人ほどの内定が出ます。

まとめ

採用人数はファームやその時の景気によって異なりますが、選考の難易度が高いことには変わりありません。しっかりと対策をして、選考に臨みましょう。

おすすめ記事

>【戦略コンサル内定者監修】ケース面接を突破するための4ステップ
>【コンサル就活】「フェルミ推定」とは?戦略ファーム内定者の対策法とは?
>【保存版】外資コンサル内定の秘訣を内定者が語る!内定者インタビューVol.1

 
Q&A一覧はこちら>【Q&A集】コンサル就活の小さな疑問、お答えします。