Q. コンサルの新卒の採用人数を教えてください

Q. コンサルの新卒の採用人数を教えてください

A. ファームの規模や景気にもよりますが、5~30人だと思われます

コンサルティングファームが新卒を何人採用するかは就活生にとって気になる情報ですが、各ファームともに詳細な採用人数を公開していません。また、新卒を何人採用するかはその時の景気にも左右されるため、その年の景気によっては「新卒採用ゼロ」という年もあります。ここでは景気が2015年現在の状態だとの仮定のもとで、採用人数を分析したいと思います。

 

マッキンゼーやBCGなどの大手戦略系ファーム

マッキンゼーもBCGも現在は大量に新卒を採用しており、20~30名ほどに内定を出しています。これはいわゆる「大量採用&大量退職」を前提とした採用であり、新卒の多くが数年以内にファームから去ることを採用側も想定していることを意味します。同じく大手の戦略系ファームであるベイン・アンド・カンパニーは、10~15名ほどの新卒採用となっており、他のファームよりも選考が厳しいという印象を受けます。

PwCやアクセンチュアなどの大手非戦略系ファーム

いわゆる総合系やIT系と呼ばれるファームの採用人数については注意しなければなりません。非戦略系ファームは大量に新卒採用を行っており、200名もの新卒採用を行っているファームもあります。しかし、経営戦略に携わることのできる戦略部門での採用と、それ以外のIT部門での採用に分かれていることが多いのです。実際には、戦略部門での新卒採用は10~20名程度となっており、コンサルタントはコンサルタントでも、「経営コンサルタント」になるのはやはり簡単ではありません。たとえばアクセンチュアでは、選考を申込んだ段階では戦略部門を志望していたとしても、選考が進むにつれて「ITを部門での採用でもいいなら採用するよ」という様に戦略部門以外での採用を打診されるケースもあります。ここで安易にITを部門に進む決定をしてしまうと、思い描いていたコンサル像とは異なる仕事を行なう職種に回される危険が高いので注意してください。

アーサー・D・リトルやA.T.カーニーなどの中堅戦略系ファーム

このあたりの中規模ファームだと、5名~10名ほどを採用しています。大量採用、大量退職を前提とした採用活動を行っていないため、採用人数も少なくなるのだと思われます。(アーサー・D・リトルは公式ホームページで、いわゆるUp or Outの環境ではないと述べています)マッキンゼーやBCGなどの大手戦略ファームの方が内定を得るのが難しいイメージがありますが、採用人数という点から見ると中堅ファームの方が狭き門と言えるでしょう。ただし、A.T.カーニーは中堅ファームの中でも多く採用する傾向があり、15名前後の採用が見込まれます。

大量採用をしているファーム

特殊な例ですが、ファームによっては「経営コンサルタント」を大量採用しているところもあります。たとえば、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)は100名程度の新卒採用を行うとしており、異例とも言える人数を採用する見込みです。また、EYアドバイザリーは30名ほどの新卒採用を行っており、大手戦略系と同程度の採用人数となっています。ただし、大量採用しているからといって安易にそのファームに飛びつくのはオススメできません。大量採用をしているファームは、その分貰える給与のランクが下がってしまいますし、周囲の人材のレベルにもバラつきが出てしまいます。

具体的な年収ランクの違いについては、【役職別】DTCの年収 という記事と、【役職別】EYアドバイザリーの年収 という記事を参照してください。大量採用しているこの2社の給与ランクを、役職別の給与一覧や他のファームとの比較を通して分析しています。

日系ファーム

日系ファームは非常にバラつきがあります。戦略系ファームであるドリームインキュベータは、1~5名ほどの採用しかしておらず、超難関と言えるでしょう。同じく日系の戦略系ファームのコーポレートディレクション(CDI)も5~8名ほどの採用となっており、戦略系ファームへの就職は狭き門であることが分かります。三菱系のシグマクシスは、20名ほどの採用となっており他の外資系ファームと同程度の規模であると言えます。野村総合研究所や三菱総合研究所などのシンクタンク系も20名~30名程度だと言われており、比較的多くの新卒採用を行っています。

 

景気に大きく左右される新卒採用の人数ですが、今後は総合系ファームが更に採用人数を増やすのではないかと予想されます。総合系ファームはM&Aを近年大量に行っており、事業の拡大を図っています。そのため、より多くの人手が必要となることが予想され、それに伴い採用人数も増えると考えられます。

とはいえ、コンサルティング業務は個々人のコンサルタントが高い能力を有しているからこそ成り立つ仕事です。少数精鋭というやり方でコンサルタントの質を担保してきた昔と異なり、大量採用を行うことでコンサルタントの質の低下が危惧されています。安易に大量採用しているからといってコンサルタントを目指すのではなく、高いプロ意識を持って選考に望んでこそ優秀なコンサルタントへの道が開けるでしょう。

※本ページに記載している情報はFactLogicが独自にリサーチ、または各種メディアから収集したものであり、企業が公表している情報ではない場合があります。

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